
米シリア攻撃の大義名分「化学兵器使用」は本当にあったか
田岡俊次
「化学兵器使用」を名目に米国が巡航ミサイルでのシリア攻撃に踏み切った。国連の承認がないままの「自衛権の行使」の正当性に疑問が投げかけられて…
2017.4.11
中国を始めとする新興国の台頭によって、世界の軍事・安全保障の枠組みは不安定な時期に入っている。日本を代表する軍事ジャーナリストの田岡氏が、独自の視点で、世に流布されている軍事・安全保障の常識を覆す。さらに、ビジネスにも役立つ戦略的思考法にも言及する。
田岡俊次
「化学兵器使用」を名目に米国が巡航ミサイルでのシリア攻撃に踏み切った。国連の承認がないままの「自衛権の行使」の正当性に疑問が投げかけられて…
2017.4.11
田岡俊次
ロシアがサイバー攻撃で得た情報をもとに、米大統領選でトランプ氏を“援護射撃”していた疑惑は、トランプ側近が政権発足前からロシア側と接触して…
2017.3.9
田岡俊次
安倍首相とトランプ米大統領に会談は、日米同盟の強化で合意した。一方、トランプ大統領はこの会談前日に、中国の習近平国家主席と1時間の電話会談…
2017.2.16
田岡俊次
トランプ氏がモスクワのホテルの特別室に複数のコールガールを入れ、“Golden Shower”(放尿)をさせるなど乱痴気騒ぎをしたのを、ロ…
2017.1.19
田岡俊次
プーチン露大統領の訪日を前に、日本では一時「北方領土問題での画期的進展があるのでは」との期待感が外務省の一部から流れた。「テリトリー争い」…
2016.12.15
田岡俊次
もしトランプ氏が米軍を撤退させれば、日本にとっては、沖縄の基地問題は解消し、政府は年間6000億円近い経費分担を免れ、さらに朝鮮の核の脅威…
2016.11.17
田岡俊次
昨年7月9日付の本欄に私は「国民的議論もないフィリピンとの同盟関係が孕む危険」と題する解説を出したが、それから僅か10ヵ月後、今年5月9日…
2016.10.13
田岡俊次
北朝鮮は9月9日に行った5回目の核実験で、「小型化、軽量化された核弾頭を必要なだけ生産できるようになった」との声明を発表した。北朝鮮が公然…
2016.9.15
田岡俊次
8月3日午前7時53分頃、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは約1000km飛行して秋田県沖の日本の排他的経済水域内に落下した。日本政府がこのミ…
2016.8.18
田岡俊次
中国の南シナ海における領有権の主張に、フィリピンが国連海洋法条約に違反すると提訴していた問題で、国際司法はフィリピンの主張を認める判断を示…
2016.7.14
田岡俊次
今月9日未明、中国軍艦が尖閣諸島付近の接続水域に入ったことに対し、日本政府は午前2時に中国大使を外務省に呼び抗議すしたが、法的には領海の外…
2016.6.16
田岡俊次
安倍政権はオーストラリアを対中戦略の「准同盟国」と見て、「そうりゅう」(蒼龍)型潜水艦の共同建造で軍事協力を進めようとしていたが、有力候補…
2016.5.19
田岡俊次
米大統領選でドナルド・トランプ氏が日韓両国の核武装を容認するような発言をしたり、日本の政治家のあいだでも日本の核武装を検討すべきとの声が上…
2016.4.14
田岡俊次
北朝鮮への国連安保理による制裁決議は「従来にない強い制裁」と称されているが、事実上骨抜きの内容であり、だからこそ中国は制裁案に賛成したのだ…
2016.3.10
田岡俊次
北朝鮮は2月7日に米国が「テポドン2改」と仮称しているロケットを発射した。日本では「長距離ミサイル発射」と報道されているが、米国などのメデ…
2016.2.11
田岡俊次
台湾の総統選挙で民進党の蔡英文氏が勝利した。日本では「台湾で独立への動きが再燃し、中台の緊張が高まるのではないか」との声があるが、現実には…
2016.2.4
田岡俊次
北朝鮮が水素爆弾の実験に成功したと発表した。「本当に水爆だったのか」との疑問が出ているが、爆発の規模で水爆か否かを推定するのは無理がある。…
2016.1.14
田岡俊次
米国はパリ同時多発テロ事件後の11月23日、シリアではじめて石油輸送トラックを攻撃したと発表した。米軍が効果を強調すればするほど「なぜこれ…
2015.12.14
田岡俊次
パリのテロ事件はほぼ解決したが、次にもテロが起こる危険があるから、仏政府としてはISに対する報復と全滅を目標とせざるをえない。ISが“首都…
2015.11.25
田岡俊次
オバマ大統領は結局イラクからもアフガニスタンからも足が抜けず、さらに自らシリア内戦に介入し、そのいずれも出口の見えない混迷の中、大統領の任…
2015.11.12
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