
消えたブラジル人サッカー留学生の行方
開沼 博
社会学者・開沼博は、15歳で来日し、「スポーツ特待生」としてサッカー強豪校に入学したブラジル人男性の半生に迫る。メディアも注目し将来を渇望…
2012.12.18
不法就労外国人、過激派、偽装結婚プロモーター、ヤクザ、チーマー、売春婦……。彼らはときに「アウトロー」や「アンダーグラウンド」と評され、まるで遠い国のできごとのように語られてきた。しかし、彼らが身を置く世界とは、現代社会が抱える矛盾が具現化された「ムラ」に過ぎない。そして、「あってはならぬもの」として社会からきれいに“漂白”されてしまった「ムラ」の中にこそ、リアリティはある。
気鋭の社会学者である開沼博が、私たちがふだん見えないフリをしている闇の中へと飛び込んだ。彼はそこから何を考えるのだろうか? テレビや新聞を眺めていても絶対に知ることのできない、真実の日本を描く。全15回の隔週火曜日連載。
開沼 博
社会学者・開沼博は、15歳で来日し、「スポーツ特待生」としてサッカー強豪校に入学したブラジル人男性の半生に迫る。メディアも注目し将来を渇望…
2012.12.18
開沼 博
社会学者・開沼博は、手榴弾を投げて逮捕された元右翼団体代表・小野の過去、そして現在に迫る。恐怖感と親近感を絶妙に調節して生き長らえてきた彼…
2012.12.4
開沼 博
社会学者・開沼博は、都内を中心にシェアハウスを経営する増田に密着。40代の無職男性・佐藤の死をきっかけに、遺品整理業の存在やネズミ講が蔓延…
2012.11.20
開沼 博
社会学者・開沼博は、闇バカラ、闇スロット、野球賭博の現場に潜入した。繁華街の雑居ビルや路面店舗、あるときは携帯電話のメールを舞台に、数百万…
2012.11.6
開沼 博
社会学者・開沼博はチェ・ホアの言葉に耳を傾ける。警察の取り締まり、“できちゃった結婚”と離婚、そして偽装結婚……就職も事業も失敗して「中国…
2012.10.23
開沼 博
社会学者・開沼博は、中国エステを経営する女性を取材。3ヵ国語を流暢に操り、日本の大学院まで卒業したエリートがなぜ、ネオン輝く夜の世界に“生…
2012.10.9
開沼 博
公安警察が24時間体制で監視を行う「過激派」のアジトに潜入した社会学者・開沼博。鉄製の入り口をくぐった先で目にしたのは、「普通」としか表現…
2012.9.25
開沼 博
社会学者・開沼博は、「ドラッグ専門家」のサトシに密着。そこで明らかになったのは、薬物服用の危険性や「脱法ドラッグ」浸透の理由だけではない。…
2012.9.11
開沼 博
社会学者・開沼博が、繁華街で生計を立てる28歳のスカウトマン赤坂に密着。「あってはならぬもの」として店舗型性風俗が姿を消していく裏には、「…
2012.8.28
開沼 博
社会学者・開沼博は繁華街のスカウトで生計を立てる28歳の青年、赤坂に密着する。赤坂はスマートフォンで20人以上の“ポケモン”を管理する敏腕…
2012.8.21
開沼 博
社会学者・開沼博は、元会社経営者のM、そしてMの生活保護受給を斡旋するヤミ金業者Kに密着する。そこで突き止めたのは、役所担当者の実名と特徴…
2012.7.31
開沼 博
池袋のマクドナルドで出会った2人の少女、リナとマイカ。チェーン居酒屋を舞台に男性を接待し、ときに援助交際へと発展する通称「移動キャバクラ」…
2012.7.17
開沼 博
「ガイジンと結婚しないか?」。異国の地・フィリピンで「縁談」の席にのぞむ3名の日本人「新郎」。そこには、笑顔の絶えない夫婦生活を誓い合う新…
2012.7.3
開沼 博
不穏な噂があとを絶たない「売春島」。異世界のようなその島にも、歴史があり、人々の日常があり、そして時代の変化にもがき苦しむ地方都市の顔が見…
2012.6.19
開沼 博
「おかしな島があるらしい」。その真偽を確かめるために向かった場所は、時代に取り残された「売春島」だった。客引き老女が語った島の変化とは………
2012.6.5