DOL plus
vol.2
安倍政権は新成長戦略の柱である「ローカル・アベノミクス」において、地方と中堅・中小企業の活性化を日本経済底上げの絶対条件と位置づけた。中小向け支援策も打ち出されているが、旺盛な成長意欲を持つビジネスオーナーたちがいま何よりも渇望しているのは、自社の成長への道筋をはっきりと描くことだろう。その答えを探る「未来をつくるイノベーション」シリーズ第2回は、サイバーダインの山海嘉之社長とオリックス・リビングの入江徹氏に「ロボットビジネスの可能性と成長戦略」について聞いた。

三菱東京UFJ銀行では、ダイバーシティ推進を重要な経営戦略の一つと位置付け、その多様性を生かして、個人もチームも成長できる組織づくりをめざしている。その中でも全従業員の約6割を占める女性の活躍が、ダイバーシティ推進の重要な柱となっている。今回は、管理職としてキャリアを重ねる3人の女性の活躍を紹介する。

内閣府が発表した7~9月のGDPは2期連続のマイナス成長となった。日本がリセッション(景気後退)に陥ったのは、この7年間で5度目だそうだ。安倍首相は日本経済の回復を掲げて2度目の政権をとったが、今では国民の大半が、アベノミクス効果に疑問を感じている。

中心部の人気エリアでは平均坪単価300万円台は当たり前、坪400万円超物件も登場しそうな京都。タワーマンションの建たない古都は、東京に次ぐ高額マンション都市に躍り出た。その勢いを牽引するのは三菱、野村といったビッグネーム。このブームはいつまで続くのだろうか。

続いて首都圏で注目される5つのエリアをじっくり見ていこう。最初は“ウラ中央線”としての人気が高まっている西武新宿線に注目してみたい。首都圏におけるJR中央線は、不動の人気を誇る。現在のような価格上昇期には、まっ先に価格上昇が起こりやすい路線だ。中央線のマンション価格が軒並み上がり始めると、すぐ北を走る西武新宿線の割安感が目を引く構図となる。

2015年は、前半が「空き家問題」、後半が「傾斜マンション問題」に揺れ、新築住宅市場が今ひとつ盛り上がりに欠けた年だった。「価格上昇傾向」も指摘されている中、2016年の住宅市況はいったい、どう動くのだろうか。

自社が持つデータに加え、日本最大級のポータルサイトを運営するヤフーの量・質・鮮度いずれも群を抜くビッグデータを分析・活用することで、消費者にまつわるさまざまな情報が見えるだけでなく、購買行動の段階に応じた最適なコミュニケーションを取ることができる。これを実現するのが「Yahoo! DMP」だ。

東京の城南三区に特化して、新築RC一棟マンション事業を展開するフェイスネットワーク。空室率2%で年率5%前後の利回り、および資産価値の下がらない出口戦略を実現するためのマンション投資の秘訣は何か。蜂谷二郎社長に聞いた。

vol.1
安倍政権は新成長戦略の柱である「ローカル・アベノミクス」において、地方と中堅・中小企業の活性化を日本経済底上げの絶対条件と位置づけた。中小向け支援策も打ち出されているが、旺盛な成長意欲を持つビジネスオーナーたちがいま何よりも渇望しているのは、自社の成長への道筋をはっきりと描くことだろう。その答えを探るため、インバウンド、ロボティクス、アウトバウンドをテーマに、それぞれの代表的なプレーヤーに話を聞く「未来をつくるイノベーション」シリーズ。第1回は、Peach Aviationの井上慎一代表取締役CEOとマツモトキヨシの成田一夫社長に「観光立国日本のいまとこれから」について聞いた。

Twitterの情報拡散力に注目した企業が、Twitterをマーケティングに活用して顧客獲得に大きな成果を挙げる例も見られている。その理由をTwitter Japan ヘッド オブ ブランド ストラテジー・渡辺英輝氏に聞いた。

「運用では過度なリスクを取らずに収益も確保したい」と考える投資家を中心に支持を集める「DWSグローバル公益債券ファンド」。その特徴と魅力をFPの深野康彦氏と同ファンドの運用チームの責任者であるマーカス・ウィードマン氏に聞いた。

グローバル化が進展する中で、高校卒業後の進学先として海外の大学も選択肢の一つになってきている。サピックス・代ゼミグループの海外大学進学プログラム「Y-SAPIX Global Campus(YGC)」では、海外大学進学に向けて本格的な取り組みが行われている。

山下ピー・エム・コンサルタンツは、建設業界のコンストラクションマネージャの草分け的存在だ。これまで、数多くの企業の施設を生み出してきた。同社の手法が特徴的なのは、施設建築を企業が直面する経営課題と結びつけてプロジェクトを運営すること。その実績と今の建設業界の課題をテーマにした『施設参謀』を上梓した同社社長・川原秀仁氏に、「施設参謀」という新しい職能と、これからの建設業界について話を伺った。

スマートフォン向け定額制音楽配信サービス(音楽アプリ)が相次いで登場する中、リーズナブルな料金と多彩な音楽ジャンルで支持を集めるのが「スマホでUSEN」だ。何が評価されているのか。その理由を探った。

「マスター オブ コンプリケーション」とうたわれるフランク ミュラー。その本質は、高度な時計技術と審美性を追求した芸術作品のような時計創作にある。

山下ピー・エム・コンサルタンツは、建設業界のコンストラクションマネージャの草分け的存在だ。これまで、数多くの企業の施設を生み出してきた。同社の手法が特徴的なのは、施設建築を企業が直面する経営課題と結びつけてプロジェクトを運営すること。その実績と今の建設業界の課題をテーマにした『施設参謀』を上梓した同社社長・川原秀仁氏に、「施設参謀」という新しい職能と、これからの建設業界について話を伺った。

インスタントの袋麺市場に続く「第2のマルちゃんショック」と呼ぶべきか、発売から1カ月で出荷数が1200万食という驚異的な数字を記録した東洋水産の『マルちゃん正麺 カップ』。従来の常識を覆す麺のクオリティから、市場に大きなインパクトを与えている。その開発にかけた思い、今までどこも成し得なかった技術革新への挑戦など、誕生の背景を解き明かしてみよう。

「子どもたちのやる気を引き出す」授業を行うとして、いま注目を集めているMC型教師・東京学芸大学附属世田谷小学校の沼田晶弘先生。教師がテレビのMC(司会・進行役)のようにテンポのいいコミュニケーションによって、子どもたちをいつの間にか授業に積極的に参加させるという仕組みを編み出している。沼田先生の教室では、先生の話が終わる前に手を挙げる子どもがいて、指される前にしゃべり始める子どもがいる。沼田先生はそんな子どもたちに突っ込みを入れたり、手を挙げていない子に話を振ったり、ついには自分で話しだしたり。教師が黒板の前で教科書を片手に説明し、子どもたちは静かにノートを取るという、従来の授業スタイルとは大違いだ。「どうしたら子どもたちが集中して勉強してくれるのだろう」と頭を悩ませる先生はもちろん、「どうしたら部下が言うことを聞いてくれるのだろう」とお悩みのビジネスパーソンにとっても、沼田先生の授業から得られるヒントは数多くありそうだ。

国土交通省が発表した来年度の税制改正要望を見て、怒りを禁じえない。国は口では「中古の時代」などと言いながら、要望のトップは「新築取得時の固定資産税減額措置の延長」である。相変わらず新築重視の姿勢、従来の政策の延長で、率直に言って真剣さが全く感じられない。

中古マンションの相場は、その時々の新築マンションの価格動向に伴い、少し遅れて上がったり下がったりする。新築マンションが大幅に値上がり傾向にある中、各中古物件価格が妥当な値付けになっているか、しっかりと吟味したい。「これから中古マンション購入」を考える人は、何を指標にして選べばいいのか。住宅評論家の櫻井幸雄氏に聞いた。
