千代田化工建設
会社創立に先立って母体となった会社(「三菱石油」、「不二産業」)の社内公募で決められた。幹部社員であった和田耕一の応募から「千代田」を、また在職後三菱石油に戻り三菱液化ガスの技術部長を務めた長津田野徹の応募から「化工建設」をそれぞれ採用し、当時の「三菱石油」の竹内社長が、この二つを組み合わせて「千代田化工建設」と命名した。
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千代田化工トップが大型LNGの「一括請負はもうやらない」と断言!“6年で2度赤字”泥沼構造からの脱却策を解説
宗 敦司
プラントエンジニアリング大手で三菱商事の連結子会社である千代田化工建設は昨年、米国の大型液化天然ガス(LNG)プロジェクトでの共同企業体(JV)のパートナー企業の破綻によって赤字に追い込まれた。千代田化工は5月に公表した2027年度までの3カ年の中期経営計画で、海外の大型EPC(設計・調達・建設)への依存を減らす方針を掲げた。太田光治社長CEO兼CSOを直撃し、脱・EPCの考え方や今後の成長戦略を聞いた。米国では日米関税交渉で注目が集まったアラスカなどのLNGプロジェクトの建設ラッシュが迫っているが、太田氏は「大規模LNGの一括請負はもうやらない」と断言した。

プラント大手の日揮と千代田化工が赤字から復活も、忍び寄る「投資決定遅れ」のダメージ
宗 敦司
2024年3月期に複数案件の採算悪化から損失引当金を計上し、赤字となった日揮ホールディングスと、米LNGプロジェクトのJVパートナーの破産法申請で決算時期を大幅に遅らせたうえに赤字決算となった千代田化工建設。エンジニアリング大手2社の上半期の業績は、順調に推移している。ただ、そこに影を落としているのが、脱炭素化投資の増加と、コスト増に追いつけない顧客の認識のズレによる「投資決定の遅れ」がある。両社が収益の柱とする大型LNGプロジェクトの中で投資決定の遅れが懸念される案件をリストアップ。リスクの本質についても解説する。

JR東海×ENEOS×日立製作所が「水素」で連携、世界初となる“次世代鉄道車両”の実力は?
宮武和多哉
JR東海が、「水素」でENEOS、日立製作所と連携すると発表した。取材を進めると、JR東海ならではの悩みや、ENEOSが描く青写真も見えてくる。一方、JR東海関係者からは、「国内外で事例のない技術開発にも挑戦する」との回答が得られた。「実現すれば世界初」となる車両の開発方針も含めて、鉄道×水素の将来像とプレーヤー勢力図を展望する。

三菱商事のプラント子会社・千代田化工が大赤字!LNG案件4大担い手の不振が示す「世界的巨大リスク」の正体
宗 敦司
プラントエンジニアリング大手で三菱商事の連結子会社である千代田化工建設が発表した2024年3月期の純損益は当初予想の黒字から一転赤字となった。主因は、米国で受注した100億ドル(約1兆6000億円)を超える超大型LNGプロジェクトのパートナーである米建設会社の破綻だ。千代田化工は1カ月間の決算延期にも迫られた。ただ、今回の出来事は個別企業で生じた単なる大型プロジェクトのトラブルではない。実は、世界の今後のLNGプロジェクトにも及ぼしかねない巨大な「リスク」が露呈したものといえるのだ。今後の世界の大型LNGプロジェクトを示したリストを基に、巨大リスクの正体について解説する。

#2
不動産・建設293社「経営危険度」3指標ランキング、自己資本比率最悪は「あの問題企業」
ダイヤモンド編集部,臼井真粧美
不動産・建設会社の最新決算を「自己資本比率」「売上高利益率」「売上高増減率」の3指標でランキング。自己資本比率ワーストは「あの問題企業」だ。

#7
日本の2大水素タウン対決!東芝&千代田化工の「川崎」vs大林組&川崎重工の「神戸」
ダイヤモンド編集部,堀内 亮
世界的な脱炭素の流れを受けて水素が注目されるよりも前に、コツコツと水素事業に取り組んできた自治体が川崎市と神戸市だ。それぞれ大企業を擁する両市には、水素を通じた町おこしの狙いがあった。

#6
ゼネコン「経営危険度」3指標ランキング【上場・非上場全国806社】
ダイヤモンド編集部
建設ラッシュが途切れる踊り場で脱落するゼネコン・建設会社はどこなのか。上場・非上場806社の売上高利益率、減収率、自己資本比率をランキングし、「経営危険度」に迫った。

#6
戸田建設、西松建設…アクティビストが狙う建設株、旧村上ファンド系も警戒
ダイヤモンド編集部,松野友美
ゼネコンが恐れる投資家はどこなのか。建設株を狙うのは外資系のアクティビストだけではない。旧村上ファンドの流れをくむ投資会社や投資家も、建設株の買い増しを進めている。

#4
ゼネコン・建設182社「PBRワーストランキング」、4分の3が1倍割れ
ダイヤモンド編集部
株式市場で建設業は割安銘柄が多い。上場建設会社のなんと7割超は、株式時価総額が解散価値を下回ることを示す、PBR(株価純資産倍率)1倍割れになっている。建設会社をPBRでランキングした。

#3
「建設会社179社経営危険度ランキング」東急建設9位、1位は?
ダイヤモンド編集部
コロナ危機の影響が遅れて表れる建設業界だが、キャッシュを生む力が弱く、必要運転資金や有利子負債が重ければ、今後の経営リスクは高くなる。最新決算から上場建設会社の経営危険度をランキングした。

#4
「コロナ時代の働き方・採用計画」主要89社の調査結果を全部見せ!
ダイヤモンド編集部,片田江康男
コロナ時代の働き方と採用事情を探るため、主要企業に対して行った独自アンケートの結果について、89社から得た回答を個社ごとに一挙に公開。調査内容は大きく二つ。一つは、在宅勤務制度の整備状況や運用方針、それに伴う人事評価制度などの「コロナ時代の働き方」の実態。もう一つは、今後の新卒・中途採用について、採用予定数の変更の有無と面接方式だ。

#20
キャッシュ流出率ランキング、資金繰りのリスクが高い企業は?
ダイヤモンド編集部,鈴木崇久
新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績に与えるインパクトについては、まだ不透明な部分が大きい。そこで売上高に対する営業キャッシュフローのキャッシュ流出額の比率に基づく「キャッシュ流出率ランキング」を作成。企業の資金繰りリスクに焦点を当てた。

各都道府県で最も利益を増やした会社ランキング【2019中間決算・トップ10】
ダイヤモンド編集部,清水理裕
中間決算を基に、「各都道府県で最も利益を増やした会社ランキング」を作成した。トップは愛知県の自動車メーカーで営業利益の増加額は1424億円。2位は神奈川県の建設会社、3位は東京都の携帯電話大手だった。

各都道府県で最も利益を増やした会社ランキング【2019中間決算・完全版】
ダイヤモンド編集部,清水理裕
中間決算を基に、「各都道府県で最も利益を増やした会社ランキング」を作成した。トップは愛知県の自動車メーカーで営業利益の増加額は1424億円。2位は神奈川県の建設会社、3位は東京都の携帯電話大手だった。

【千代田化工建設】得意のLNGで大赤字を計上、焦眉の急の財務体質強化策
週刊ダイヤモンド編集部,新井美江子
エンジニアリング会社の千代田化工建設がピンチに直面している。強みのLNGプラント事業でコストがかさみ、1000億円以上の赤字を計上。資金繰りの不安を払拭するべく、財務体質の強化を急ぐ。
