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第795回
昨年11月13日夜、中小型の液晶ディスプレイの世界大手、ジャパンディスプレイの能美工場(石川県)が、大きな落雷によって突如停電。工場の全電源がダウンしてしまい、生産ラインが停止するアクシデントに陥った。それはアップルの想定外の変調を告げる“予兆”だったのかもしれない。
第141回
これまで低価格を武器に成長してきた新興航空会社のスカイマークだが、国内線にLCC(格安航空会社)が誕生したことで岐路に立たされている。成長を目指して打ち出したのは、世界最大の旅客機エアバス380を使った国際線への進出だ。さらに、国内線でも機材の大型化に踏み切る。巨額の資金を投じる大勝負ははたして吉と出るのか。
第205回
積極投資を進めてきた2カ年の中期経営計画がまもなく終了する。その手応えと来期から始まる新中期経営計画について聞いた。
第794回
2009年に勃発したトヨタ自動車の米大規模リコール(回収・無償修理)騒動が、最終局面を迎えた。昨年12月末、トヨタは「意図せぬ急加速」をめぐる集団民事訴訟で、原告であるトヨタ車オーナーに11億ドル(約940億円)を支払う和解案に合意した。
第793回
1990年代後半から勢力を伸ばし、郊外での格安新築住宅分譲で成長した「パワービルダー」。昨年末、そのパワービルダー6社が今年11月に経営統合をすることで合意した。売上高を合算すると、およそ7800億円。業界最大手の積水ハウスの売上高の約半分の規模となる。
第792回
年明け早々の新聞紙上で、阪急阪神ホールディングスが大阪梅田駅前の阪神百貨店を建て替える方針を固めたと報道された。しかし、百貨店業界関係者の間では、早くも、立て替え後の姿について憶測が飛び交っている。
第791回
新型iPhone5の一人勝ちとみられていたスマートフォン市場に変化の兆しが表れている。業界関係者も困惑するほどに、今売れている機種があるからだ。シャープ製「アクオスフォン ゼータ(AQUOS PHONE ZETA SH-02E)」である。
第790回
「今年は、消費者も旅行などここぞというときには財布のひもを緩める」(JTB幹部)。旅行業界がこぞって期待するのは、今年はゴールデンウイークと正月を除く週末の3連休が8回あり、2012年より3回も多いからだ。
第789回
医薬品・健康食品のネット通販を行うケンコーコムとウェルネットが国に対し、一般用医薬品をインターネットで販売する権利の確認等を求めた裁判で、最高裁は1月11日、判決を言い渡す。
第99回
国内外における猛烈な出店攻勢で規模拡大を続けるファミリーマートだが、国内既存店の売上高の前年割れが続き、成長に陰りが見え始めている。原因はどこにあるのか。
第204回
日本企業の存在感がまだ乏しいアフリカを、あえて重要拠点と捉えて積極投資に打って出ている。その理由と今後の戦略を聞いた。
第218回
2012年8月、米国のグーグルプレイの人気ゲームランキングに日本発のソーシャルゲームがベスト3入りした。そのゲームは「ダークサマナー」。名古屋に本社を置くエイチームが自社開発したゲームで、日本のゲームは米国で通用しないという業界の定説を打ち破った。
第98回
病院や学校などに強みを持ち、善戦する中堅ゼネコンとして注目されてきた戸田建設が2期連続の赤字となる。背景には、復興需要によるコスト急上昇、それに伴う建築業界の苦境がある。
第203回
米国はアジアに先んじて格安航空会社(LCC)が台頭し、航空会社同士の統合が進む。世界の航空市場の動向を聞いた。
第788回
12月12日、金融庁は地銀や信用金庫など、国内のみで活動する金融機関を対象とし、2014年3月期から原則10年かけて段階的に実施を予定する新しい自己資本規制案を公表した。達成が容易とみられている国内銀行に対する新しい自己資本規制が、地方銀行に思わぬ負担を強いそうだ。
第787回
人気のソーシャルゲームに反旗ガンホー株価急上昇の理由
2012年末までのわずか3カ月で株価が4倍を超えたゲーム開発会社がある。それがガンホー・オンライン・エンターテイメント。スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」が大ヒット、市場の評価を得たのだ。
第786回
東京・霞が関に近いオフィス街、虎ノ門が、2014年に向けて大きく変わろうとしている。「環状第二号線新橋・虎ノ門地区の再開発・道路事業」プロジェクトが進行しており、52階建て高層ビルが建築されることになっているのだ。
第785回
経営危機にあるシャープが、テレビコマーシャルや新聞広告で、盛んにPRしているものがある。シャープの虎の子のIGZO液晶と呼ばれるディスプレイだ。しかし、必死のブランド戦略の裏には、ある“不都合な真実”が隠されている。
第140回
日用品・化粧品のトップメーカーである米P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)は株式時価総額約16兆円。この巨大企業は、なぜ売上高の安定成長と高い利益率を維持できているのか。強さのカギと成長への課題に迫った。
第97回
2007年10月の統合から5年が経過したマルハニチロホールディングス。食品業界で6社目の1兆円企業の誕生と注目されたが、度重なる不測の事態で統合による成長計画は大きく狂った。