相沢光一
第151回
プロ野球が開幕して1ヵ月が経つが、世間の盛り上がりは今ひとつ。そんな中話題を提供しているのが、豊作といわれる新人選手たちだ。まず注目度ナンバー1の斎藤佑樹。プロ初登板すると新人勝利一番乗りを果たした。

第150回
男子プロゴルフツアーは第2戦つるやオープンを終えた。今季の獲得賞金全額を東日本大震災の義援金として寄付すると宣言した石川遼は10アンダーの15位タイ。今大会で計362万円あまりを義援金として寄付することとなった。

第149回
プロ野球は12日に開幕。Jリーグは今週末の23日に再開する。大震災のショックが癒えたわけではないが、スポーツ界は平常営業に戻る。しかし、大地震→原発事故と続いたアクシデントにより、いくつか誤算が生じている。

第148回
プロ野球が当初の予定より18日遅れで開幕する。例年なら開幕戦は華やかな雰囲気が漂うが、今年は趣の異なるものになるだろう。固い空気の中で淡々と試合が始まるはずだ。他にも、今年の野球界は様々な変更がある。

第147回
東日本大震災の発生から3週間が過ぎた。多くの人が心を痛め、何かできることはないかと自分自身に問い、寄付をしたり節電を心がけたり買占めの自粛をしたりとさまざまな実践を始めたが、スポーツ界も例外ではない。

第146回
セ・パ両リーグの同時開幕が決まった。震災による非常事態にプロ野球の開催など許されることではないと、世間から猛反発を受けたからだが、その世論をリードしたのがプロ野球の日本選手で組織される選手会である。

第145回
プロ野球セ・リーグの開幕をいつにするかの問題でゴタゴタが続いている。パ・リーグや、サッカーJリーグが開幕を大幅延期するなか、たった4日の延期で「まず開幕ありき」の姿勢に非難が集まっている。

144回
当たり前のことではあるが、スポーツは平時でなければ成り立たないものだということを今、思い知らされている。しかし、いつか復興へ向けて立ち上がる時、きっとスポーツは支えになれるだろう。

第143回
6日のびわ湖毎日マラソンで、今年度の男子エリートマラソンランナーたちのシーズンは終わった。今季の主要大会は8月末に韓国・大邱(テグ)で開幕する世界陸上の代表選考レースでもあった。

第142回
2月27日、秩父宮でラグビー日本選手権決勝が開催されたが、入場ゲート脇ではニュージーランド地震被災地支援のための募金が行われた。そこには日本代表ヘッドコーチ(監督)を務めるジョン・カーワン氏らの姿があった。

第141回
世界屈指のビッグクラブに入った長友の活躍ぶりは、サッカーファンに限らず多くの人の関心事。試合直後はテレビや新聞が大きく報道するが、その際、決まったように紹介されるのが、現地イタリアメディアの評価だ。

第140回
欧州から心躍るニュースが次々飛び込んでくるようになった。彼の地でプレーする日本人サッカー選手が目覚ましい活躍を見せているのだ。とくに名門インテルに移籍した長友、フェイエの18歳・宮市からは目が離せない。

第139回
財団法人化されて87年目の日本相撲協会に最大のピンチが訪れた。ご存じの通り、十両力士のメールから八百長が発覚し、人々から国技として認められてきた信頼が完全に失墜したのだ。

第138回
「タイガーマスク運動」はひとりのささやかな善意が共感を呼び、盛り上がりにつながったが、こうした寄付や慈善活動を以前から行っている人たちがいることも忘れてはならない。スポーツ選手や競技の統括団体だ。

第137回
応援するチームの圧勝を期待しつつも、劣勢に陥り、ハラハラドキドキしながら最終的に勝つ方が、見る側としては盛り上がる。その意味で理想的な試合を見せているのが、アジアカップを戦っているザックジャパンだ。

第136回
サッカー日本代表戦や箱根駅伝、WBCなど高視聴率スポーツイベントを支援しているのはいずれもビールメーカーだ。そこで国内ビールシェアを争っている会社のスポーツイベントへの取り組みをチェックしてみよう。

第136回
新年恒例のスポーツイベントがほぼ終わったが、見応えのある好試合が多かった。総じて伝統ある強豪が実力を発揮した試合が多かったが、対照的に“群雄割拠”の様相を呈していたのが高校サッカーだ。

第135回
おせち料理にお酒、そして駅伝。いまや年始の恒例行事となったのが駅伝だ。元日は群馬の実業団のニューイヤー駅伝。2日と3日は箱根駅伝。そして3週置いた23日には全国都道府県対抗男子駅伝(広島)が行われる。

第134回
大阪・岸和田市で、中学校の校庭の芝を「部活の妨げになる」と、野球部とソフトボール部の保護者が剥がすトラブルがあった。原因には、野球は土の上でするもの、という日本ならではの“常識”もあるのではないか。

第133回
熱狂的なサポーターを数多く抱え、ダントツの観客動員力を誇ってきた浦和レッズ。そのレッズの観客動員数が前年比でホームゲーム1試合平均4000人以上減少し、陰りが見え始めたのだ。これはどうしたことだろうか。
