山崎 元

山崎 元

経済評論家

やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。

最終回
個人のマネー運用で守りたい5原則
山崎 元
「マネー経済の歩き方」というタイトルの下で、10年以上記事を書かせてもらった。残念なことに連載の最終回だ。連載の最後に当たり、自らマネー運用を行っている読者のために、今後長く通用する資産運用の心得5カ条をお届けしたい。
個人のマネー運用で守りたい5原則
第278回
【決定版!】アベノミクス時代のマネー運用7箇条
山崎 元
アベノミクス効果で株価の上昇と円安が進んだことで、マネー運用の世界が暖まってきた。ダイヤモンド・オンラインの読者には、お金をどう運用したらいいのかについて、正確な知識を持って欲しい。筆者なりの「運用7箇条」をお伝えしよう。
【決定版!】アベノミクス時代のマネー運用7箇条
第277回
「就活」に規制はない方がいい
山崎 元
大手経済団体のトップは、採用活動の開始時期を大学4年生の3月に後送りするように求める安倍首相の要請に応じるコメントを発表した。就活にルールを設けることに意義はあるのか。学生と企業にとって、むしろストレスが増すだけではないのか。
「就活」に規制はない方がいい
第273回
今後に来るかもしれない「バブル」について
山崎 元
日本銀行が黒田東彦総裁体制に変わり、4月4日の金融政策決定会合の結果を受けて、円安と株高が一段と進んだ。少し長い目で見た今後の展開を考えてみよう。
今後に来るかもしれない「バブル」について
第276回
参議院選は「野党実質不在時代」の幕開けとなるか
山崎 元
第二次安倍内閣が異例の高支持率を続けている。参院選3ヵ月前の形勢は自・公圧勝のイメージであり、参院選を経て「野党実質不在時代」が幕を開けそうだ。日本維新の会、みんなの党、そして民主党は対抗勢力を形成する上でどう動くべきか。
参議院選は「野党実質不在時代」の幕開けとなるか
第272回
日本版ISAでの正しい運用法
山崎 元
通称「日本版ISA」と呼ばれる制度が2014年1月からスタートする予定だ。これは、1人が年間100万円まで行う投資の収益に対して5年間非課税とする、投資優遇税制だ。日本版ISAでは、1人が1金融機関に一つだけ専用の口座を開くことになるので、金融機関の間では、すでに口座獲得競争が始まっている。
日本版ISAでの正しい運用法
第275回
黒田日銀の「目標株価」を推測する
山崎 元
日銀の大胆な金融緩和策の発表に際し、筆者はむしろ、記者会見での総裁の発言に驚いた。「リスクプレミアム」という言葉を使い、株価上昇を目指すととれる内容だったからだ。バブル期以降の経緯を考えると、これは異例のことだ。
黒田日銀の「目標株価」を推測する
第271回
ファンド・オブ・ファンズをめぐるあれこれ
山崎 元
ファンド・オブ・ファンズとは、複数のファンドを集めて一つのファンドとした商品だ。一般個人向けの投資信託にもあるし、機関投資家向けの運用でも、ヘッジファンドなどを集めたファンド・オブ・ファンズが存在する。
ファンド・オブ・ファンズをめぐるあれこれ
第274回
安倍マジックの「タネ」はどこにあるか?
山崎 元
『週刊ダイヤモンド』4月6日号の特集「安倍マジックのタネ明かし」を、興味深く読んだ。実際、アベノミクスの仕組みは、一般にもうひとつよく理解されていないように思う。「期待」はどのような経路で波及して行くのか、考えてみよう。
安倍マジックの「タネ」はどこにあるか?
第270回
岩田規久男日銀副総裁への三つの期待と心配
山崎 元
注目の日本銀行首脳人事が先般決着した。黒田東彦氏の総裁就任もさることながら、岩田規久男氏の副総裁就任が注目される。岩田氏は、金融緩和政策の代表的な論客であるのと同時に過去の日銀を徹底的に批判してきた人でもある。
岩田規久男日銀副総裁への三つの期待と心配
第273回
公的年金運用の「見直し」はどこに行くのか?
山崎 元
先日、公的年金の積立金の運用を見直すという報道が出た。会計検査院からの指摘もあったとされる今回の見直しは、GPIFが自らの不真面目さを認め、運用方針を見直すということにもとれる。本当のところ、現状はどうなっているのか。
公的年金運用の「見直し」はどこに行くのか?
第269回
金融マンの報酬とバブルの関係
山崎 元
欧州連合(EU)は、銀行員のボーナスに上限をつける制度を導入するという。基本的に、ボーナスは年間給与(ベースサラリー)と同額までとして、銀行の株主の過半数の承認があれば、2倍まで許容する、という内容になるようだ。
金融マンの報酬とバブルの関係
第268回
株式・債券・為替各市場のアベノミクス解釈
山崎 元
先日、あるブログを読んでいたが、その記事は、株式市場の参加者はあまり頭がよくないので、間違っているのではないかと言いたげな内容だった。記事の筆者が見落としていたかもしれないのは為替市場の反応だ。
株式・債券・為替各市場のアベノミクス解釈
第272回
アベノミクスのメカニズムと日本経済の最弱点
山崎 元
金融マーケットは、円安とこれを背景とした株高に湧いているが、「アベノミクス」については相変わらず賛否両論がある。なかには、国債暴落を危惧する経済学者もいる。マイルドなインフレを求めるリフレ政策のどこに危険があるのだろうか。
アベノミクスのメカニズムと日本経済の最弱点
第267回
広告付きの記事や講演にご用心!
山崎 元
誰でも「評論家」になることができる。そのビジネスモデルは、(1)本を書いて「先生」と呼ばれ、(2)テレビ等で顔を売り、(3)講演でもうける、のおおむね3段階だ。投入時間当たりの報酬は講演が圧倒的にいい。
広告付きの記事や講演にご用心!
第271回
新たな投資優遇税制は得か、損か?「日本版ISA」の最適な運用方法
山崎 元
2014年1月から導入される公算が大きい「日本版ISA」は、これまでの投資優遇税制の廃止に伴って儲けられる新しい投資優遇税制だ。資産を途中で売却すると、その分だけ非課税優遇枠が縮小するというこの制度、果たして得なのか、損なのか。
新たな投資優遇税制は得か、損か?「日本版ISA」の最適な運用方法
第266回
運用初心者へ四つの心得
山崎 元
いわゆる「アベノミクス」で円安と株高が進み、お金の運用に興味を持つ人が増えてきた。これから運用を始めようとお考えの読者もおられよう。本稿では、運用初心者のための心得を四つお伝えしたい。心得は以下の通りだ。
運用初心者へ四つの心得
第270回
日銀正副総裁人事案の評価と市場・経済の今後
山崎 元
注目の日銀の次期正副総裁に関する政府の人事案が発表された。既報の通り安倍首相は、総裁には黒田東彦アジア開発銀行総裁、副総裁には岩田規久男学習院大学教授らを起用する意向だ。筆者はこの人事を、正・副反対なら満点に近いと思う。
日銀正副総裁人事案の評価と市場・経済の今後
第265回
ファンドマネジャー個人の資産運用
山崎 元
テレビやラジオでおカネの運用に関係する話をすると、高い確率で「山崎さん自身のおカネの運用はどうしていますか?」と質問される。下品とは言わないまでも、下世話を持ち味とする司会者は、気が利いた質問だと思うらしい。
ファンドマネジャー個人の資産運用
第269回
アベノミクスとプラシーボ(偽薬)効果
山崎 元
薬効成分のない薬でも、「効果がある」と言われて服用するとしばしば効く「プラシーボ効果」(偽薬効果)と言われる現象がある。アベノミクスは、経済の参加者に対するプラシーボ効果を、ネガティブからポジティブへ陽転させている。
アベノミクスとプラシーボ(偽薬)効果
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