
2017.11.15
銀行口座が多い人ほどお金が貯まらないのはなぜか?
老後不安」の高まりにより「早くから準備しなくては」と考える人が増えている。しかし、自分の家庭の収入、支出、貯蓄の実態を正確に把握している人は少ない。思ったより貯蓄できていないという人は、銀行口座をたくさん持っている傾向がある。
ファイナンシャルプランナー(CFP)、生活設計塾クルー取締役
ふかた・あきえ/ファイナンシャルプランナー(CFP)、生活設計塾クルー取締役。1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかに「ダイヤモンド・オンライン」での『老後のお金クライシス!』の連載も好評。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい』(いずれもダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』、『知識ゼロの私でも!日本一わかりやすい お金の教科書』(いずれも講談社)、他多数。
2017.11.15
老後不安」の高まりにより「早くから準備しなくては」と考える人が増えている。しかし、自分の家庭の収入、支出、貯蓄の実態を正確に把握している人は少ない。思ったより貯蓄できていないという人は、銀行口座をたくさん持っている傾向がある。
2017.11.1
かつては子どもがいる夫婦のマイホームの「買い時」は、「上の子が小学校入学前」とアドバイスしていた。ところが共働きが主流になると「保育園縛り」が発生するようになった。共働き夫婦にとって、やっと入れた保育園の権利を手放さないことが最優…
2017.10.4
2017年10月、長期固定金利ローンの代表格である住宅金融支援機構の「フラット35」の団体信用生命保険(以下、団信)が変わる。3つの改正により使い勝手が向上するので、詳しく見てみよう。
2017.9.20
先週、9月13日、厚生労働省は10万6000人に対し約598億円公的年金の支給漏れがあったと発表した。情報システムの不備や事務処理ミスが原因で、公務員だった人の妻を中心に「振替加算」という制度で発生したという。同じ仕組みの年金未払い額としては…
2017.9.6
日々お金を使いながら将来に向けて貯蓄し続けるのは容易ではない。FPになって21年になるが、長年家計相談を受けてきて、10年、15年前に比べると、同じ世代でも貯蓄ができていないことを実感することが増えてきた。
2017.8.23
当コラムでも頻繁に「社会保険料は年々アップし手取りを目減りさせている」と書いているが、書類整理でそれを確認できる過去の通知類が出てきた。介護保険料と(75歳以上の)後期高齢者医療保険料の通知の封書に「保険料の計算式」のチラシが同封さ…
2017.8.9
ベストセラー書籍「宝くじで1億円当たった人の末路」を読んで、「定年後まで続く住宅ローンを持っている人がどうなるか」を書きたくなった。今回は先の本のタイトルをちょっとお借りして「住宅ローン返済が65歳以降も続く人の末路」を紹介したい。
2017.7.26
「とりあえずカードで支払う人」はお金が貯まっていない「貧乏予備軍」だ。将来、お金に困らない「お金持ち」を目指すなら、クレジットカードは上手く使いこなしたい。今回は「お金持ち予備軍」なるためのクレジットカード活用の極意を紹介しよう。
2017.7.12
年金生活で知っておかないと損になる「社会の仕組み」と、その対応策についてお伝えする。意外に知られていないのだが、年金生活者の確定申告では「使える控除」と「使えない控除」がある。
2017.6.14
定年退職時の60歳、年金生活に入る65歳の2度、まるで「崖」から落ちるように収入がダウンする時期に直面すると以前に書いた。本当は、「収入ダウンの崖」は2度ではなく、3度あるのだ。今回は「3度目の崖」について書いてみよう。
2017.5.31
多くの年金生活者は、年金収入だけでは支出を賄うことができず、現役時代に貯めた貯蓄や退職金を取り崩して生活をしている。では、その赤字幅の推移はどうなっているだろうか。
2017.5.17
雑誌の編集者によると、住宅の「賃貸vs購入、どちらがトクか」といった記事は人気が高いそうだ。ひと目でわかるグラフを掲載したいので、シミュレーションしてほしいと依頼されることがたびたびあるが、基本的にお断りしている。依頼を受けない理由…
2017.4.19
もうすぐGW。旅行のお金のかけどころは、筆者の場合「食べるもの」。そうなると交通費はできる限り抑えたい。今回は、私が日頃実行している交通費・宿泊費を抑えるプランをいくつかご紹介しよう。
2017.4.5
定年後に働く予定があったとしても、60歳前にリタイア後の生活設計を考えるのはとても重要なことであり、先延ばしにするほど「老後貧乏」に陥る可能性が高くなることを知っておいてほしい。大切なのは、60歳以降の収入を具体的に知り、それに合わせ…
2017.3.22
サラリーマンの退職金の受け取り方法は、「一時金のみ」「一時金+一部を年金」「すべて年金」などいくつかのパターンがあるが、これらのパターンを選択できるかどうかは勤務先により異なる。「年金」を選択すると、受け取り総額は「一時金」よりも…
2017.3.8
毎年3.11前後には地震保険について聞かれることが増える。質問者は「東京に大地震が起こったら、きっと保険金は出ないですよね」「地震保険料、高いですよね」と言う。質問というより、どちらかといえば、「地震保険をやめていい理由」を探している…
2017.2.22
「たとえ発生の確率が低いとしても、自分の持っている貯蓄や収入で賄いきれないリスクには保険に入って備える」のがリスクマネジメントの基本である。自動車事故を起こした場合や火事を出した場合がその典型だが、最近では自転車事故で損害賠償9500…
2017.2.8
前回は、勧められるままに35年返済のローンを組むと老後の家計が危ういものとなると書いた。今回は「対策編」として、老後に負担を残さない住宅ローンの組み方と見直し方のコツをお伝えしよう。
2017.1.25
住宅ローンの最長返済期間は一部例外を除き「35年」で、大多数の人が35年返済を利用しているが、長い返済期間は勧められない。支払う利息が増えるし、なにより60歳以降まで続くローンを組むと、老後の家計に影響を与えるからだ。
2017.1.11
毎年1月に「今年の手取り年収」を年収・属性別に試算をするのが私の恒例行事となっている。今年も試算結果をお届けしよう。手取り年収とは、「実際に使えるお金」の金額のことで、「可処分所得」ともいう。
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