秋山進
第105回
大失敗してしまった事業に乗り出す時に「その事業をやってはいけない」ことを明確に示す報告書が実はあったのにもかかわらず、当時は葬り去られていた――。こうしたケースは実に少なくない。一体なぜ、このようなことが起こるのか。

第104回
世の人は「○○一筋」が好きだ。「この道一筋ン十年」というと聞こえがいいし、いかにもプロフェッショナルという気がする。副業が解禁になってもあまり他で働くことをよしとしないのは、「一筋」が好まれる風土が日本にあるからだろう。

第103回
長い会社員生活、誰でも「筋の悪い意思決定」によって生まれたプロジェクトや事業の担当になってしまう可能性がある。こういう状況のなかで、自分の意に反して、その業務を担当させられそうになることがある。さて、あなたならどうするか。

第102回
ペヤングソースやきそばは昆虫混入事件のあとの「神対応」で売上げを伸ばした一方で、経営破綻に追い込まれたタカタのような例もある。不祥事の広報対応をめぐる、その違いは何なのだろうか。

第101回
経営トップは企業価値を上げようと「株主、従業員、顧客など全てのステークホルダーのために努力する」と平板に言ってしまいがちだ。しかし、企業法務の第一人者・中島茂弁護士は、それではどのステークホルダーにも配慮しないことになると懸念する。

第100回
いまや戦略的な企業経営を行うにあたって、法務の知識は不可欠だ。コンプライアンスや不祥事の際の企業対応に詳しい中島茂弁護士と本連載「組織の病気」の著者・秋山進氏が、いまだに企業のコンプライアンス違反がはびこる理由を考える。

第99回
伝統的な大企業、イケイケベンチャー、公的機関など、さまざまな会議に出席してきた。そこでは必ずKYな人、KYな発言に遭遇することになる。一体なぜ、彼らはKY発言を繰り返すのだろうか。

第98回
転職先の新しい職場になじむには、メンバーとの接触回数を増やし、たくさん話すのが重要だ。手っ取り早いのは飲みに行くことかもしれないが、行きたくない人もいるだろう。では、会社にいる時間、何に気をつけて行動すれば早くなじめるか。

第97回
現在の日本では人口減少から需要が減退し、この先、多くの企業で国内売上の低迷と過当競争が避けられない状況にある。一発逆転が見込めそうもない、ジリ貧企業に所属する普通の個人はどう生きればよいのだろうか。

第96回
大企業はやっぱり「おいしい」という話を以前したが、大企業には弊害がたくさんあるというご指摘をいただいた。そこで今回は、大企業で働く際の障害、弊害、大企業で身につく困ったくせ、大企業の典型的な問題点についてお話ししたいと思う。

第95回
毎年、企業の新人が集まる研修の講師をさせてもらっている。積極的な参加を促すため、グループ討議の時間を設けることも多いが、驚くのは最近の新人はグループ討議が上手なことである。しかし残念ながら、これは好ましい状況ではない。

第94回
電通の「働き方改革」の1つである、業務の一部をロボットで代替する「RPA」が注目を集めている。電通は6月から月1回週休3日の試験導入を始めたが、そうしたなかでどのようにRPAを活用した働き方の効率化を進めているのか。

第93回
電通は、2016年9月末に労災認定された新人社員の過労自死事件を受け、大規模な「働き方改革」を行っている。その一環として行っているのが、業務の一部をロボットで代替する「RPA」の導入だ。

第92回
副業解禁がいよいよ現実のものとなってきた。ただ、これまで副業をしたことがなく、企業に勤めた経験しかなければ、いくつか気づかない落とし穴に直面する可能性がある。そこで今回は、初めての副業での注意点をいくつか挙げてみたい。

第91回
まもなくサッカーのワールドカップである。気持ちはすでに本選なのだが、急転直下の日本代表ハリルホジッチ監督の解任から西野新監督の就任までについては、どんな組織にも起こりうる重要な問題を含んでいたので、改めて振り返ってみたい。

第90回
連休が明け、会社に行きたくない人も多いだろう。ただし、あなたがもし大企業に勤めているなら、「退職願」を書くのはいったん待ってほしい。大企業に勤めていることのメリットを改めて考えてから辞めても遅くはないからだ。

第89回
メディアに登場したり、書籍を著したりする経営者が増えてきた。一方、経営者が好む「有名経営者」像は、タレント化した「有名」経営者とは似ても似つかない。では、経営者に好まれる「有名経営者」には、どのような要素が備わっているのか

第88回
「○○という事業から撤退。子会社を売却」「△△との経営統合。単独の生き残りは難しいと判断」など、日々報じられる企業や組織の大きな意思決定の背景には、重圧に耐えたリーダーが重い決断を下すものだと思っていないだろうか。実態は大きく異なることもある。

第87回
経営・組織コンサルタントであり本連載著者の秋山進氏が『職場のやりづらい人を動かす技術』(KADOKAWA)を3月24に上梓した。著書では、仕事上のコミュニケーションと職場での関係性の作り方について、人には8通りのタイプがあり、それぞれ相性があると分析している。今回はその一部をご紹介する。

第86回
社会人になって31年。同期入社には、起業してお金持ちになった人、真面目にこつこつと出世した人、アップダウンの激しい人、とびきり優秀だったのにチャンスに恵まれなかった人、すでに晴耕雨読の日々を過ごしている人など、千差万別だ。何がわれわれの人生を分けたのか。
