2016.3.30 宇宙の秘密とは――人間学の最終回 最終回のメッセージである「宇宙の秘密」とは、人間は恩寵あふれる真実の世界に住んでいるのに、これに気づかず、あろうことか修羅・畜生・餓鬼・地獄の世界を生きているということです。
2016.3.29 仏教とキリスト教の共通項はどこでしょうか? 仏教とキリスト教に接点はあるのか、ないのか? あるとすれば、どのような? これは比較宗教学的なテーマですが、宗教の狭間に生きている人間には切実な問いかけです。今回は、その点をまとめてみます。
2016.3.24 人生の秘密――「自己超越の人間学」の要点 人間学も、まとめのステージに入らなければなりません。今後、3回をまとめのメッセージとします。今回は、副題を「自己超越の人間学」の要点としました。
2016.3.14 心の実相を考える――器としての心を理解しよう 自己の皮むきをやっていったら、自己の意識はあっても自己の実体には出会えなかった。これを釈迦は「自己不在」と表現した。では、そこにあったものは何か? 「不生なるもの」「作られざるもの」だった。その続きです。
2016.3.9 イエスの贖罪を仏教との比較で理解してみよう 仏教はバラモン教の伝統の下に、人間の極限までの探求の結果として生まれたものでした。人間探求の極限が仏教だと私は受け止めています。この探求を基準としてキリスト教を見れば、どのような世界が展開するでしょうか。
2016.3.3 釈迦の解脱を理解してみよう 仏教の核心は釈迦の解脱です。ここでその思索と実践のプロセスに迫りたいと思います。それによって、本連載がテーマとしてきた自己超越という現象が、どのようにして人間にもたらされるのかを具体的なプロセスとして跡付けてみたいと思います。
2015.11.13 現在の日本の財政危機の根は、80年代の日米経済摩擦にあった 振り返ると、財務・経営と人間学は何とか関連付けて理解できました。さらに一歩を進めて、マクロ経済に人間学の横串を入れたいと思います。
2015.10.23 いつ顕在化してもおかしくない?金融円滑化法の「失われた30年のツケ」の行方 前回に続き、経営改善計画と二つの業界――金融業界と税理士業界――の関わり方を眺めることによって、日本経済の再生の道を見出したいと思います。
2015.10.9 企業の経営改善に責任を持つべき人は誰か? 書籍『1枚のシートで経営を動かす』では、経営改善計画の最重要点を「1枚のシート」に集約し、その解説を目的として出版しました。この経営改善計画と二つの業界――金融業界と税理士業界――の関わり方を眺めることによって、日本経済の再生の道を…
2015.9.11 自己超越の世界で、それぞれの善を生きる 超越世界に入ったとしましょう。ここで人生が終わるなら話は単純なのですが、人生は継続します。そこに、どう生きるかという、抜かしてはいけないテーマがあるのです。
2015.6.17 マズローの自己実現の上に、自己超越の世界があることは知っていますか? ここで実践的な経営実務に関する話題から少し離れて、経営者をめぐるマズローの世界に触れてみたいと思います。テーマは、「自己実現から自己超越へ」です。
2015.3.19 経営改善をするための1枚のシートがあります 出版後の読者の反応を見ますと、『1枚のシートで経営を動かす』とはどのような意味か、という興味を持った読者が多かったようです。そこで今回は、その内容を簡単にご説明します。
2015.3.10 成功のために必要な、「探求者」という人間類型 人も会社も、オリジナリティがなければ、コスト競争に陥り、コストダウンすることでしか勝負できません。それで得られるものは、よくても束の間の成功です。では、オリジナリティを生み出すものは何でしょうか?
2015.2.12 「技術的要因と人的要因」成功と失敗の2層性に気づいていますか? 『1枚のシートで経営を動かす』著者で、産業能率大学経営学部教授の宮田矢八郎先生による経営、財務、金融などさまざまな分野の最新動向、トピックをわかりやすく紹介する連載です。