杉野幹人 武蔵野大学大学院言語文化研究科 教授。 株式会社ユーザーベース News Picks専門役員 CEO特別補佐。東京工業大学工学部卒。INSEAD MBA修了。早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。 大学卒業後、NTTドコモに就職。世界最高峰のビジネススクール、INSEADでMBAを修了後にグローバル経営コンサルティングファームのA.T.カーニーに参画。新人コンサルタント時代は、プレゼンや会議において、曖昧で多弁な説明をして叱責を受け続けた。失敗と挑戦を重ねる中で、「伝える内容を一つに絞り、一文で明確に伝える、1メッセージの技術」を磨き、戦略コンサルタントとして自立していく。経営戦略、マーケティング戦略、新規事業、経営会議運営支援等の幅広い経営コンサルティングプロジェクトを14年に渡って手掛けた。 その後、「知識を相手に伝えることで、世の中を良くしていく活動」に興味を持ち、経済メディアのNewsPicksに参画し、執行役員CSO(最高戦略責任者)などを経て現職。また、武蔵野大学の言語文化の大学院で、「ビジネス×日本語」の教育研究にも携わっている。A.T. カーニーのCMTアドバイザーも務める。 企業や大学、講演やセミナーなどで、「いろいろ言っているが、何も言っていない」という伝え方の課題に対して、「1メッセージの技術」を教えている。著書に『超・箇条書き――「10倍速く、魅力的に」伝える技術』(ダイヤモンド社)がある。 第1回 シリコンバレーの起業家たちは、「箇条書き」が上手い。 杉野幹人 シリコンバレー、戦略コンサル他、世界の最前線で、超一流は何をしているのか? 答えは「Bullet Points(ブレットポイント)」と呼ばれる“箇条書き”によるコミュニケーション。 2016年6月16日 4:50 1 2 3