石川弘子
第14回
4月に入社した新人を指導する道子は、総務課の社員である。彼女は新人からの質問攻め等で、教育がなかなか進まず、イライラしてきていた。彼女の行動を心配した上司(課長)は、新人が休んだある日、彼の父親から指導の件で抗議の電話を受ける。翌日、課長と新人の2人で話し合いをするも、埒が明かない。新人はどんな騒ぎを起こすのか?

第13回
父親(顧問)のコネで入社した娘(40代の経理担当)は、後輩へのパワハラ常習犯。ある時体調不良で2ヵ月間入院し、その間は後輩が経理を担当した。その後、後輩は帳簿の不正に気づいて所長に相談するが、本人が職場復帰した際にもみ消される。失望した後輩は転職を決意、就職先が決まって退職日まであと1週間という日に、顧問と激突する。

第12回
メンタル不調で休職していた女性社員の復帰間際に、その夫から人事部長へ電話がかかってきた。実は女性社員は上司の課長と地方へ出張した際にセクハラ行為を受け、それが原因で休職に至ったという。課長の処分も含め、会社はどう責任を取るのかと詰問された人事部長が困り果てていると、今度は課長の妻から話を切り出され…。

第11回
大学でサッカー部の主将を務めた新人が、研修中のたった一度の叱責で無断欠勤をする。その後、彼は退職届を提出するとともに、研修中の叱責を暴言、パワハラ行為だと訴え、300万円もの金銭要求の反撃を始めるが…。

第10回
プロジェクトを担当している社員が、家庭の事情で休暇を取得。一方、彼のプロジェクトは3ヵ月も遅れており、上司は心配していた。ところがその後、社員はプロジェクトを放置したまま、上司に退職を申し出る。さらにこのプロジェクトの納品先から、契約をライバル会社に変える話が…。上司はこの状況をどう乗り越えるのか?

第9回
無断欠勤を繰り返すトンデモ社員が、入社数ヵ月後、社長に給料の前借りを要求するように。さらにトンデモ社員による資材の横流し疑惑の情報まで浮上する。社長は悩んだ挙句、解雇通告すると、トンデモ社員は翌日うつ病の診断書を提出、弁護士を立てて会社に金銭要求しようとする動きを見せたが……。

第8回
社長が親の介護問題で出勤できない事情から、業務を一任された部長が社内を仕切るようになっていたG社。この部長が実は腹黒!遅刻や客からのクレームを口実に部下に罰金を科すようになる。その後、労基署の担当者が訪れ社内調査をすると、部長がそのお金を遊興費に充てていたことが発覚。部長にどんな裁きが下されるのか?

第7回
「うちの子だけは残業させるな!」「取引先との会食に参加する義務はない!」――新卒で入社した社員の母からのクレーム電話に悩まされ、応対した人事部長が次第に精神的に追い込まれて疲弊していく。人事部長はその後、どんな策を講じるのか?

第6回
建設現場の作業員が仕事中にケガをし、労災請求。2週間ほどで治るはずだったのに、働けなくなったことを口実に、会社に対して500万円もの慰謝料請求をしてきた。会社はその時どう対応すべきか?

第5回
高すぎる目標を掲げたり、部下を追い詰めたりする女店長の言動のせいで、職場はまさに崩壊の危機!さらに女店長は、育休から職場復帰した部下にマタハラ攻撃をする。攻撃された部下はその後辞めてしまうのか、それとも反撃に転じるのか――?

第4回
今回の舞台は介護サービス会社。新規事業を立ち上げるため、経験者を募集したところ、人当たりもいい40代の看護師が採用された。ところが、新規事業を立ち上げて間もなく、その看護師が社長にクレームをつけ、300万円の金銭要求をしてきた。そのトラブルは何が原因で起こり、その時、企業はどう対峙すればいいのか――?

第3回
営業成績は常にトップでお客からの評判もいい元ヤンキー。しかし、社内では彼のパワハラのせいで新人を退職に追い込んできた。直属の部長は中学時代の後輩であるため、先輩の扱いに頭を抱えていた。ある日部長のもとに、先輩が暴力事件を起こしたという報告が入る。部長は先輩と会議で激突!その行方は――?

第2回
専門学校卒業後、居酒屋A店に女性は新卒社員として入社した。彼女は明るく素直そうな人柄で、見た目も可愛らしく、お客さんからの評判もいい。A店での仕事にも慣れ、入社して半年も経った頃、R子がトンデモ行動をする。一体、どんな騒動を引き起こすのか!?

第1回
御気楽商事は工作機械を扱う専門商社。経理部にいた勤続25年のベテラン社員の退職に伴い、同業他社で経理を経験していた課長を中途採用した。引き継ぎも終わり、A田と20代の社員B美との2名体制でスタートしたが、課長のA田がすぐに問題を起こす。御気楽商事はどうなっていくのだろうか…。
