
2018.4.16
お金を掛けず豊かに暮らす方法【孫泰蔵】
男女95人が参加した北海道・南富良野の廃校生活。最終日になると「帰りたくない」と言い、泣きだす人もいました。一体何が僕らの心を引き付けたのでしょうか。まず、住む場所に困らなかったことが挙げられます。廃校とはいえ、避難所として利用され…
Mistletoeファウンダー
そん・たいぞう/1972年、福岡県生まれ。連続起業家(シリアルアントレプレナー)。世界の大きな課題を解決するスタートアップを育てるため、投資や人材育成、コミュニティー創造などを行うMistletoe(ミスルトウ)を創業。Collective Impact Community(コレクティブ・インパクト・コミュニティー)という新業態を掲げている。ソフトバンクグループ社長の孫正義氏は実兄。監修した書籍に、『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来』がある。
2018.4.16
男女95人が参加した北海道・南富良野の廃校生活。最終日になると「帰りたくない」と言い、泣きだす人もいました。一体何が僕らの心を引き付けたのでしょうか。まず、住む場所に困らなかったことが挙げられます。廃校とはいえ、避難所として利用され…
2018.4.9
社会生活を送る上で学校や会社、役所に銀行など、身近になければ困る施設は多くあります。これまでは、こうした場所の近くに定住することで、大きなメリットを得ることができました。ですが前回お話ししたように、テクノロジーの進化に伴い、その状…
2018.4.2
課題解決における現場と本場を行き来することの重要性について前回、お話ししました。もっとも「現場と本場」というのは、何も新しい話ではなく、歴史上の人物の活躍を見ても明らかなことです。戦国時代の織田信長を例に挙げましょう。彼は、訓練し…
2018.3.26
I want to increase the number of innovators who can tackle the problems of society. Even if you look at the whole world, you will find only a handful of people who are working seriously to fix things. I think that increasing that …
2018.3.26
僕は、社会の課題を解決する「イノベーター」の絶対数を増やしたいと思っています。本気で取り組んでいる人は、世界全体で見ても一握りしかいません。それが少し増えるだけでも、社会のイノベーションが加速すると思います。そのためにはまず、従来…
2018.1.15
前回までに事業計画は立てない、スケジュールも立てない、それが次代の経営だと申し上げました。そうはいっても「経営者はどう会社をマネジメントするのか」と思われることでしょう。結論からいえば、マネジメントしないことです。そもそも旧来型の…
2018.1.8
「経営において事業計画は要らない。投資においてもそれは見ない」。僕がよくそう言うので、「では、何を見るのですか」と尋ねられます。僕は「起業家の情熱とユニークなテクノロジーを持っているかの2点です」と答えます。すると、たいていの人は…
2017.12.25
千葉・柏の葉にある「VIVISTOP(ヴィヴィストップ)」では日々、小学生を中心とした多くの子どもたちが創作活動に励んでいます。その中に、ストップモーション・アニメーションを制作している姉妹がいます。人形や家の模型を作って、その動作を1こ…
2017.12.18
今年8月、千葉・柏の葉でロボットコンテストを開きました。制限時間の5分間に、約1.8メートル四方のステージ内に置かれたボールを自作のロボットで拾い集め、その得点を競う競技です。参加者は2日間で延べ24人。その中心は小・中学生ですが、大人の…
2017.12.11
今年9月19日、シンガポールで起業家たちの祭典「SLUSH SINGAPORE(スラッシュ・シンガポール)」が開かれ、ドローンを利用した救急医療を展開する米Zipline(ジップライン)のケラー・リナウド氏と、孫泰蔵氏との対談が実現した。その模様をお伝え…
2017.12.4
「皆さん、失敗を恐れずに新規事業にチャレンジしましょう!」会社の朝礼や会議において、社長がこのようなあいさつをすることがあるのではないでしょうか。これでは気持ちが盛り上がるどころか、おそらく多くの社員は白けてしまうことでしょう。失…
2017.11.27
ブロックチェーンの技術のポイントは、改ざんがほぼ不可能だということにあります。そのため、これまで何となく信じていたものの真理を証明できるようになりました。「すごい証明ができる」、その点においてブロックチェーンでできることはまだまだ…
2017.11.20
江戸時代が今でいうシェアリングエコノミーの先駆けであった、と前回にお話ししました。このように時代が一周するようなことが世の中ではよく起こります。確かに、上から見ると同じ所をぐるぐると回っているように映るのですが、実は横から見ると、…
2017.11.13
人工知能(AI)の発展によって、1日の労働時間が3、4時間になるというお話を前回、前々回でしました。労働時間が短くなるので、「これから、何をして生きていけばいいのか」とか、「暇で仕方がない」と不安になる人がかなり増えることでしょう。
2017.11.6
人工知能(AI)の時代を迎え、人間の仕事がAIに奪われて収入が減った場合、いかにして家計の支出を抑えたらよいのか。前回はそのようなお話をしました。コスト削減の話題となると、すぐに節約を考えてしまいがちです。それまでサケの切り身を食…
2017.10.30
ここ数年、人工知能(AI)やロボットが人の仕事を奪うという議論が活発になっています。専門家の中には、7~8割も雇用を奪うと言う人もいるほどです。割合はともかく、僕も今後20年を見据えると、AI・ロボット化の進展による失業の増加と、都市…
2017.10.23
最近、「人材育成」という言葉自体がもはや古いのではないかと感じています。そう思ったのも、MOVIDA JAPAN(モビーダ・ジャパン)という会社で起業家を育成する支援プログラムを行ってみて気付いたことがあるからです。
2017.10.16
ひょっとしたら、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグのような大スターになるかもしれない。そんな気にさせる30歳の若者がいます。それがケラー・リナウドです。ケラーは米ハーバード大学を卒業後、2011年に米Zipline(ジップライン)を…
2017.10.13
東南アジアにおいてスタートアップ企業を誕生させようという熱が高まっている。本連載で触れてきたように、孫泰蔵氏がMistletoeを通して起業家たちのエコシステムを構築する流れと同じ動きが世界各地で起きているのだ。今回は連載番外編として、マ…
2017.10.9
漫画『ドラゴンボール』には「筋斗雲(きんとうん)」という、雲の乗り物が出てきます。空を移動できる1人乗りの空想の乗り物ですが、ココアモーターズの代表である佐藤国亮さん(28歳)は「筋斗雲を作りたい」と言って、実際に形にしてしまったの…
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