孫泰蔵

孫泰蔵

Mistletoeファウンダー

そん・たいぞう/1972年、福岡県生まれ。連続起業家(シリアルアントレプレナー)。世界の大きな課題を解決するスタートアップを育てるため、投資や人材育成、コミュニティー創造などを行うMistletoe(ミスルトウ)を創業。Collective Impact Community(コレクティブ・インパクト・コミュニティー)という新業態を掲げている。ソフトバンクグループ社長の孫正義氏は実兄。監修した書籍に、『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来』がある。

第34回
オフィスをなくした理由【孫泰蔵】
孫泰蔵
今年7月末日をもって、東京・青山にあるMistletoe(ミスルトウ)のオフィスを閉じることにしました。経営が苦境に陥ったというわけでも、引っ越し先が見つかったというわけでもありません。「オフィス」という存在そのものをなくしたいと考えたのです。
オフィスをなくした理由【孫泰蔵】
What is the purpose of a company?
孫泰蔵
At first, I wanted to create a culture at Mistletoe where the staff could learn from each other and teach each other. It would be an organization in which each explorer contributes through his or her own wisdom and experiences. So I encouraged everyone to learn together, but it did not work out very well.
What is the purpose of a company?
第33回
会社とは何のためにあるのか【孫泰蔵】
孫泰蔵
当初、Mistletoe(ミスルトウ)ではスタッフが互いに学び合う、教え合うような文化をつくりたいと考えていました。それぞれが探求する者として、互いの持つ知識や経験を持ち寄る組織です。そこで、「皆、学び合おうよ」と呼び掛けてきたのですが、実際にはなかなかうまく機能しませんでした。
会社とは何のためにあるのか【孫泰蔵】
第32回
【特別対談】未来の教師の役割とは何か
孫泰蔵
今年5月下旬、エストニアで起業家のカンファレンス「Latitude59(ラティチュード59)」が開かれ、孫泰蔵氏と、現地で教育分野の変革を促す団体Eesti2.0のCEO、Ede Schank Tamkivi(エデ・シャンク・タムキヴィ)氏との対談が行われた。前回に続き、話題は「VIVITA(ヴィヴィータ)」のエストニア進出から未来の教師の役割へと及んだ。
【特別対談】未来の教師の役割とは何か
第31回
【特別対談】学びの選択肢を与えたい
孫泰蔵
今年5月下旬、エストニアで起業家のカンファレンス「Latitude59(ラティチュード59)」が開かれた。孫泰蔵氏は、子どもたちへ新しい学びを提供する「VIVITA(ヴィヴィータ)」のエストニア進出を発表。教育分野の変革を促す民間非営利団体Eesti2.0のCEO、Ede Schank Tamkivi(エデ・シャンク・タムキヴィ)氏との対談が行われた(全2回)。
【特別対談】学びの選択肢を与えたい
Sparking Curiosity in Children
孫泰蔵
When we sponsored Mint Flag for the English learning game app "Magna and the Mysterious Girl," we told them not to do any promotions. Large scale promotion with a lot of money invested in TV commercials and Internet ads is generally considered a good product marketing strategy.
Sparking Curiosity in Children
第30回
子どもの好奇心に火を付ける【孫泰蔵】
孫泰蔵
英語学習ゲームアプリ「マグナとふしぎの少女」においては「プロモーションは一切しないでください」と、支援先のミントフラッグに伝えました。通常、プロダクトマーケティングにおいては、テレビCMやインターネット広告に費用を投じ、大々的にプロモーションをするのが戦略の一つといわれています。
子どもの好奇心に火を付ける【孫泰蔵】
The missing piece in children's English education
孫泰蔵
Recently, we often hear the term "edutainment" in discussions of new forms of education. This is a new word made by combining the words "education" and "entertainment." This way of thinking has been around for a long time and has inspired a large number of materials like educational games featuring popular characters.
The missing piece in children's English education
第29回
子どもの英語教育に足りていないもの【孫泰蔵】
孫泰蔵
新しい教育というと、「エデュテインメント」という言葉がよく使われてきました。教育のエデュケーションと、娯楽のエンターテインメントを掛け合わせた造語です。昔からこの考え方はあり、例えば人気キャラクターを用いたゲームの教材も数多く出ています。
子どもの英語教育に足りていないもの【孫泰蔵】
AI Research Shows the Strengths of Learning from Experience
孫泰蔵
At the forefront of artificial intelligence (AI) research, big changes are taking place. This is perhaps best symbolized by "AlphaGo Zero", an AI software developed by British company DeepMind which is capable of playing the game of Go. When the research related to this project was published in October of last year, I imagine there were few people more shocked than I was.
AI Research Shows the Strengths of Learning from Experience
第28回
AI研究が示す「経験」から学ぶ強さ【孫泰蔵】
孫泰蔵
今人工知能(AI)研究の最前線において、大きな変化が起きています。その象徴が英DeepMind(ディープマインド)が開発したAI囲碁ソフトウエア「AlphaGo Zero(アルファゴ・ゼロ)」でしょう。昨年10月にこの開発に関する論文が発表されたとき、僕はおそらく他の人以上に衝撃を受けました。
AI研究が示す「経験」から学ぶ強さ【孫泰蔵】
The Ability to Pose Problems in the Age of AI
孫泰蔵
Last time, I talked about the children at VIVITA working together with adults to develop robots. The children's creativity was exhibited through the robotics contest and they showed significant development.
The Ability to Pose Problems in the Age of AI
第27回
AI時代に必要な課題設定の力【孫泰蔵】
孫泰蔵
前回、VIVITA(ヴィヴィータ)の子どもたちが大人たちと共にロボット開発を行ったというお話をしました。ロボットコンテストを通じ、子どもの持つクリエイティビティー(創造性)が発揮され、大きな成長につながったのです。
AI時代に必要な課題設定の力【孫泰蔵】
An Experience Gives Children Belief in Their Ability to Change the World
孫泰蔵
If you were to die tomorrow, what message would you want to leave behind for the children who will shape our future? In my case, I would say, without hesitation, "YOU can change the world."
An Experience Gives Children Belief in Their Ability to Change the World
第26回
「世界は変えられる」という体験を【孫泰蔵】
孫泰蔵
もしも、自分が明日にでも死んでしまうとしたら、皆さんは未来を担う子どもたちに一体、どんな言葉を残すのでしょうか。僕ならば迷わず、「君なら世界を変えられる」と伝えるでしょう。
「世界は変えられる」という体験を【孫泰蔵】
Wearable technology leads the new standard in sports
孫泰蔵
I've received happy news: A product developed by LEOMO, the startup I co-founded to develop sport devices, was awarded first place "iF Gold Award" in the international design competition "iF Design Awards 2018" in March of this year.
Wearable technology leads the new standard in sports
第25回
ウエアラブル技術が導くスポーツの新常識【孫泰蔵】
孫泰蔵
うれしいニュースが飛び込んできました。僕自身が共同創業者であり、スポーツに特化したデバイスを開発しているスタートアップ、LEOMO(リオモ)の製品が今年3月、国際的なデザイン賞「iF DESIGN AWARD(アイエフ・デザイン・アワード) 2018」で最高位の金賞「iF Gold Award」を受賞しました。
ウエアラブル技術が導くスポーツの新常識【孫泰蔵】
第24回
電子国家エストニアの衝撃【孫泰蔵】
孫泰蔵
エストニアはバルト三国の一つで、人口はわずか約130万人と、沖縄県と同じ規模です。その小国が今後、世界で最も優れた人たちを集めるのではないか。そう思わせるほどに今、世界的に先進的な施策を次々と打ち出しているのです。
電子国家エストニアの衝撃【孫泰蔵】
第23回
スタンフォードから学んだ日本の底力【孫泰蔵】
孫泰蔵
最近、米スタンフォード大学でイノベーションを研究しているチームの先生方と会い、とても面白いことを伺いました。いわく、「スタンフォードは、日本がナンバーワンとして輝いていたころ、日本の企業研究をたくさんしていた」というのです。そしてその知識や経験はシリコンバレーに広がっていきました。
スタンフォードから学んだ日本の底力【孫泰蔵】
第22回
「たまたま」を生む仕組みをつくりたい【孫泰蔵】
孫泰蔵
今から約20年前、2000年前後のことだったと思います。兄(孫正義・ソフトバンクグループ社長)のオフィスに、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツさんがいらっしゃいました。2人が兄のゲストハウスへ夕食に行く際、たまたま僕もオフィスにいて、エレベーターの前で2人に偶然、出会ったのです。
「たまたま」を生む仕組みをつくりたい【孫泰蔵】
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