藤江直人
本田圭佑が、ブラジルの古豪ボタフォゴを新天地に選び、南米大陸へ向かう直前には自身が発起人となる形で新たな形態のサッカークラブOne Tokyoを設立した。さまざまな顔を持つ33歳がたぎらせる情熱の源泉はどこにあるのだろうか。

昨秋のW杯でチーム最多の5トライをあげた松島幸太朗が、フランスの強豪クレルモンへ移籍することが決まった。まもなく27歳になる快足ウイングが抱き続けてきた熱き思いと、フランス挑戦を決意した舞台裏で封印したもうひとつの夢を追った。

日本代表を史上初のベスト8へ導いた福岡堅樹が、開幕したばかりの今シーズンのトップリーグに別れを告げた。肉体改造を施しながら次なる照準を定めるのは、7人制ラグビーが実施される今夏の東京五輪でのメダル獲りだ。

日本サッカー界に異色のキャリアを持つトップが誕生した。清水エスパルスの新たな代表取締役社長に就任した59歳の山室晋也氏は、みずほ銀行の執行役員から千葉ロッテ球団社長に転身し、慢性的な赤字体質を黒字へと転換させた実績を持つ。

ラグビーW杯から3カ月あまり。日本代表選手がトップリーグへと帰ってきた。ほぼ満員の秩父宮ラグビー場で先発フル出場を果たし、東芝ブレイブルーパスの開幕戦勝利に貢献した日本代表キャプテン、31歳のリーチマイケルの今を追った。

名門リバプールFCへ移籍した日本代表MF南野拓実が、合流5日目でデビューを果たした。この挑戦を手繰り寄せた背景には、5年前に流した「涙」とオーストリアで積み重ねた「我慢」、昨秋世界中へ与えた「衝撃」という3つのキーワードがあった。

今年11月に加入したばかりにフィテッセを23日になって電撃的に退団し、再び所属チームなしの状態となった本田圭佑。本田は、東京五輪への参戦を熱望しているが、果たしてオーバーエイジ枠での代表入りは、叶うのだろうか。

東京五輪にとびっきりのニューヒロイン候補が現れた。有明で今月1日まで開催されたトランポリン世界選手権の女子個人決勝を制し、自身初の五輪代表を内定させた森ひかる。天真爛漫な笑顔を弾けさせた20歳のシンデレラは、偶然にも出会ったトランポリンに心から魅せられ、見た目以上に過酷な競技を極めながら青春を謳歌。日本のトランポリン界がまだ手にしていない五輪メダルへの最短距離にたどり着いた。堂々のエースへと成長してきた原点と軌跡を追った。

13年ぶりとなるJ1昇格へ王手をかけている横浜FCが24日、愛媛FCを迎えるJ2最終節に臨む。プロ人生で初体験となる2部リーグを戦ってきた41歳の大ベテラン、中村俊輔が葛藤を乗り越え、ボランチとして存在感を放つまでの軌跡を追った。

東京五輪で金メダル獲得を目標に掲げるU-22日本代表が、U-22コロンビア代表に0-2の完敗した。フル代表を主戦場としていたダブルエース、21歳の堂安律と18歳の久保建英を、W杯予選を回避させてまで呼び寄せながら精彩を欠いた舞台裏を探った。

岡田武史氏がJリーグに帰ってくる。2014年11月からオーナーを務めているFC今治が、J1から数えて4部リーグにあたる今シーズンのJFLで4位以内を確定。運営面に続いて成績面の条件も満たしたことで、来シーズンからのJ3昇格を内定させた。

2大会ぶり3度目のアジア制覇を目指す浦和レッズが日本時間10日未明、AFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦に臨む。一方でJ1リーグでは、レッズはまさかの残留争いから抜け出せていない。国内外で両極端な戦いを演じている要因に迫った。

川崎フロンターレがコンサドーレ札幌を破り、YBCルヴァンカップ初優勝をもぎ取った。リーグ戦を連覇しながら、一発勝負となるカップ戦決勝では天皇杯を含めて5戦5敗。シルバーコレクターと揶揄された、屈辱の歴史を覆した要因を振り返った。

日本代表は20日19時15分、2度の優勝を誇る南アフリカ代表と対戦する。前回W杯では世紀の大金星をもぎ取りながら、今大会の開幕直前に行われたテストマッチでは完敗を喫する返り討ちにあった難敵を、どのようにして攻略すればいいのか。

日本代表がW杯史上で初めてのベスト8進出をかける、スコットランド戦が13日運命のキックオフを迎える。台風19号の影響もあるなか、さまざまな思いが交錯する中で、難敵を撃破して1位で突破する青写真を成就させるための日本代表のキーマンたち、とくに外国出身選手も素顔を追った。

ラグビーW杯サモア戦が5日、行われる。スクラムの最前列で屈強な大男たちと対峙するディフェンスリーダー、29歳の稲垣啓太が担う「プロップ」というポジションの仕事を知れば、サモア代表戦を含めたラグビーをもっと楽しく観戦できるはずだ。

スペインでデビューを果たしたMF久保建英が、森保ジャパンの中にも新たな化学反応を呼び起こそうとしている。ポジションが重なる24歳の南野拓実と21歳の堂安律、そしてベテラン長友佑都の言葉を紐解きながら、18歳の逸材の現在地を追った。

森保ジャパンのセンターフォワード、大迫勇也が頼れる存在感を際立たせている。所属するブレーメンの公式戦4試合で、4得点をマークする絶好調ぶりを日本代表でも発揮し、5日のパラグアイ代表とのキリンチャレンジカップで先制ゴールを決めた。

フェルナンド・トーレスが、J1のサガン鳥栖の一員として現役に別れを告げた。サッカー人生最後の対戦相手に指定したヴィッセル神戸にはアンドレス・イニエスタがいた。少年時代から友情を育み、日本でプレーしてきた2人の絆を追った。

湘南ベルマーレ曹貴裁監督にパワーハラスメント行為疑惑が浮上。Jリーグによる調査が終了するまで曹監督は活動自粛となった。クラブ史上で最長となる8年目の指揮を執る曹監督の下で、いったい何が起こっていたのか。
