清談社
厳しい経済状況の韓国が、日本との通貨スワップを望まないと言うのはなぜか。実は韓米中3カ国の問題だった。2つの大国の間を揺れ動く韓国のしたたかな戦略。日本はまたしても振り回されるのか?

激安自動販売機ビジネスで、注目を集めている株式会社ミリオン。沖縄に本社を構えるこの会社は、最近では関東でも市場を拡大しつつあり、なんと大手メーカーの飲料でも50円から販売しているという。激安で売ることを可能にする秘密を、平川隆行専務に聞いた。

日ロ首脳会談の開催で返還への期待が盛り上がったが、具体的な進展を見なかった北方領土。そもそも北方領土とはどんな場所なのか、具体的に知っている日本人は多くないのではないだろうか?かつて居住していた人たちの団体である「公益社団法人 千島歯舞諸島居住者連盟」に話を聞いた。

日本に住む6人に1人が、国民平均の半分以下の収入しかない貧困層だと言われる昨今、特に目立つのが若い世代の貧困だ。『池袋ウエストゲートパークXII 西一番街ブラックバイト』を上梓した石田衣良氏と、貧困問題について第一線で取材を重ねてきたノンフィクションライターの中村淳彦氏が意見を交わす。

8月18日に放送された、「NHKニュース7」の子どもの貧困特集に登場した“貧困女子高生”。ところが、ネットでは彼女の貧困が「でっちあげ」だとして、炎上騒動にまで発展してしまった。多くの人の感心を集める一方、炎上騒動にもつながりやすい貧困報道。本来メディアは若者の貧困をどう取り上げるべきか。

約291万票を獲得して、東京都知事選挙で圧勝した小池百合子氏。今後、都議会自民党や自民党本部に対して、対決姿勢を貫いていくのか。それとも、安定的な都政運営のために、妥協をすることになるのか。小池新知事の繰り出す次の一手や今後の自民党との関係について、都政にも精通する政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏に話を聞いた。

8月3日に発足した第三次安倍第二次改造内閣。菅義偉官房長官や、麻生太郎財務大臣、岸田文雄外務大臣をはじめ、8人の閣僚を留任させるなど、変化の少ない安定志向の人事のように見える。だが、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏によると、今回の内閣改造、そして同時に行われた党役員人事には、今後の安倍政権を考えるうえで見逃せない、いくつかのポイントがあるという。

舛添要一前都知事の後釜をめぐって各党が火花を散らしている。7月14日の告示では野党統一候補の鳥越俊太郎氏、自民党の推薦を得た増田寛也氏、自民の推薦を受けずに立候補する自民党の小池百合子氏らの出馬が明らかになった。各党の思惑が絡み合い、三つ巴の戦いとなった今回の東京都知事選。その舞台裏を政局に詳しいジャーナリストの鈴木哲夫氏に聞いた。

『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』著者の藤田孝典氏と『女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル』著者の中村淳彦氏。貧困問題に造詣の深い2人の作家が、お互いのフィールドで共通する「若年層及び高齢者貧困」「雇用」「福祉」「介護」をテーマに語り合う。未来にどんな地獄が待っているのか、そして今、何をすべきなのか。
