
2021.12.13
22年のドル円相場、急落「110円割れ」リスクの5大注目点
ドル円は、米中期金利の上昇を受けて、11月24日に115円台半ばへ大きく上昇した。しかし、その後のドル円は上昇が一服し、上値の重い展開となっている。2022年のドル円相場を検討するうえで重要と思われる5つの注目点を指摘し、米国の金融政策や労働…
みずほ証券チーフ為替ストラテジスト
やまもと・まさふみ/中央銀行や内外金融機関での勤務経験を基に、グローバルな視点から為替市場を分析・予測する。日銀で外為市場介入取引、為替市場調査、欧州経済・金融市場調査などに従事した後、セルサイドに転出。バークレイズ銀行など外資系金融機関のチーフFXストラテジスト、外為市場リサーチを行う投資助言代理業の代表取締役、マネックス証券でシニアストラテジストを務めた。15年11月より現職。95年国際基督教大学卒業。
2021.12.13
ドル円は、米中期金利の上昇を受けて、11月24日に115円台半ばへ大きく上昇した。しかし、その後のドル円は上昇が一服し、上値の重い展開となっている。2022年のドル円相場を検討するうえで重要と思われる5つの注目点を指摘し、米国の金融政策や労働…
2021.11.5
為替市場では、原油価格の高騰が続いていることから、原油輸入国である日本の貿易収支が悪化し、円安につながるとの見方も広がっている。ただ、原油価格の上昇は、インフレ期待などを通じて米金利の上昇につながり、ドル高を促す効果もあるだろう。…
2021.10.6
今年7-9月期は、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨が下落したほか、ユーロも軟調だったが、ドルは横ばい圏で推移した。中国発の信用不安、インフレ、金融政策の正常化、そしてコロナが為替相場に多大な影響を及ぼした。10-12月期の景気、金融政策…
2021.9.7
日本では遅くとも11月28日までに、ドイツでは9月26日にそれぞれ総選挙が予定されている。短期的には、両国の総選挙の結果が、為替相場に影響する可能性がある。選挙結果が為替相場に与える一般的な経路(チャネル)を3つとりあげ、日独両国の総選挙…
2021.8.10
6月以降のドル、ユーロ、豪ドルは、三者三様の動き。各国金融政策は、緩和一辺倒だった昨年と違、次のアクションが視野に入ってきた。著名ストラテジストが、米、ユーロ圏、オーストラリア各国の金融政策の動きを整理し、今後予想される金利の動き…
2021.7.13
4-6月期は、ドルが5月にかけて対欧州通貨を中心に反落したが、6月に米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派のサプライズがあったことから、ドルは再び上昇する展開となっている。7-9月期の為替市場を見極めるうえで重要と思われる4つの焦点を紹介し…
2021.6.21
6月15、16日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)で公表された経済見通しでは、2023年末時点の政策金利見通しが、2回の利上げに引き上げられ、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、債券買い入れペースの鈍化(いわゆるテーパリング)に…
2021.5.24
市場では、米連邦準備理事会(FRB)が2021年後半にもテーパリング開始に関する議論を始め、2022年初めに量的緩和の縮小(テーパリング)を開始するとの見方が強まっている。米国では年後半に集団免疫を獲得する見込みであるほか、バイデン政権によ…
2021.5.3
1-3月期の為替市場では、米国の大規模財政出動期待を受けた米長期金利の上昇により、ドル円が大きく反発した。ただ4月に入り、ドル円はバイデノミクスが端境期に入ったことなどで伸び悩んでいる。一方、ユーロは対ドルで4月に入り反発しているが、…
2021.3.18
日銀は3月18~19日の金融政策決定会合後に、金融緩和を実施していくための「点検」結果を公表する。市場はイールドカーブのスティープ化促進、ETF買い入れの柔軟化、マイナス金利政策の副作用軽減措置を、政策変更の内容として期待しているようだ。…
2021.2.12
世界経済は総じて、コロナショック直後の想定を大きく上回る回復を続けている。こうした中、米国でもFRB高官が債券買入れの縮小(テーパリング)開始の可能性を示唆した。諸々の観測から、年後半には市場でFRBによるテーパリング期待が高まる可能性…
2021.1.22
ドル円は今年1月6日に一時102.59円へと下落した。ドル円下落は、円高局面と認識されがちだが、日銀が算出する貿易加重平均の円相場をみると、実は円安となっている。つまりドル円の下落は、円高ではなくドル安によるものだ。しかし実際のところ、こ…
2020.12.18
2020年の為替市場では、スウェーデンクローナやユーロなどの欧州通貨が上昇する一方で、ノルウェークローナやカナダドルといった産油国通貨が下落した。ドル円は米国株と米長期金利がいずれも上昇したにもかかわらず下落。反対にユーロと豪ドルは堅…
2020.11.23
米大統領選・議会選では、新大統領にバイデン氏が就任し、上院では共和党、下院では民主党が、それぞれ議席の過半数を確保する見込みだ。この結果、米国は「ねじれ議会」(分断政府)となる可能性が高く、市場もそれを織り込んだ動きを見せている。…
2020.10.23
米大統領選・議会選が11月3日に迫る中、市場では民主党・バイデン候補の勝利だけでなく、共和党が過半数を握る上院でも民主党が過半数議席を獲得し、民主党による統合政府、いわゆるトリプルブルーが実現するとの見方が広がる。こうした中、米株式…
2020.9.25
11月3日投票の米大統領選は、トランプ大統領の支持率回復に伴い、接戦となる可能性が高まっている。両候補の得票率の差が小さい場合、再集計が実施され、最終結果が判明するまで数日あるいは数週間かかるリスクもある。特に今回は、郵便投票が大幅…
2020.8.21
ドルが長期的な下落トレンドに入ったとの見方が強まっている。こうした見方を裏付ける理由として、米国の財政赤字の急拡大、米金利の低下、各国の外貨準備におけるドル比率の低下傾向などが指摘されている。しかし、こうした指摘は現実的ではない。…
2020.7.31
豪ドルは3月に急落したが、その後大きく反発し、急落前の水準を回復している。中国での新型コロナ感染の早期抑制や景気回復に加え、銅価格の急反発、豪州中央銀行(RBA)の量的緩和策に対する消極姿勢が、豪ドル買いを後押しした。今後も中国や豪州…
2020.6.26
2019年以降、FRBは大規模な金融緩和を続けたが、ドル円は大きく下落しなかった。しかし一方で、今年4月以降に米国株の上昇が続いても、ドル高/円安の動きは限定的となっている。FRBによる金融緩和の中身を確認すると共に、ドル円が動かない背景を…
2020.5.25
新型コロナウイルス感染拡大と経済活動封鎖の影響により、国際資本フローは様々な影響を受け、為替相場にも一定の影響が出てくるだろう。たとえば、海外での新型コロナ感染拡大を受けて、日本企業が生産拠点を国内に戻す動きが殺到し、円高圧力が強…
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