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白内障手術を受けた人は幸福感が上昇――慶大など

 白内障の手術を受けた人は、手術を受ける前に比べて主観的幸福感が有意に高くなるというデータが報告された。慶應義塾大学医学部眼科の根岸一乃氏らが行った調査の結果であり、詳細は「Scientific Reports」に10月14日掲載された。

 白内障は眼のレンズである水晶体が濁る、高齢者に多い病気で、かすみ目や羞明(まぶしさ)、視力の低下などが現れる。ほとんどの場合、水晶体を人工眼内レンズに置き換える手術によって視機能が回復する。この手術による視機能回復とともに、生活の質(QOL)が向上することが報告されている。根岸氏らは今回、主観的幸福感に及ぼす手術の影響に焦点を当て、変化の有無と変化に影響する因子を検討した。