ムコハタワカコ
「働くことをより良く」出産後にVCファンドを設立した女性キャピタリストの挑戦
ファンド設立には厳しい環境ではあるが、ここにまた、新たな独立系VCが誕生した。その名は「Yazawa Ventures(ヤザワベンチャーズ)」。同社は1号ファンド(Yazawa Ventures 1号投資事業有限責任組合、以下YV1号ファンド)を組成したばかりだ。

星野リゾートでは近年、IT開発の内製化を急速に進め、現在は約30人の体制を整えている。新型コロナが打撃を与える中で現場が対応できたのは、内製化の賜物でもある。「ひとり情シス」からスタートした同社は、どのように組織づくりを行ったのか。

グーグル元同僚が共同創業、“じゃんけん”も余裕な低遅延・等身大のビデオ会議システム「tonari」
元Googleのプロダクトマネジャー、タージ・キャンベル氏とエンジニアの川口良氏が立ち上げたtonariは、低遅延の遠隔コミュニケーションシステムを開発するスタートアップだ。じゃんけんもスムーズにできるシステム「tonari」はどのようにして誕生したのか。

「普及は必然」SaaS専門投資ファンドパートナー・前田ヒロ氏に聞く日本のSaaS動向
コロナ禍、AIの普及、海外VCの積極的な参入──日本のSaaSを取り巻く環境は大きく変化している。日本のSaaSスタートアップに特化した投資ファンド「ALL STAR SAAS FUND」マネージングパートナーの前田ヒロ氏に2020年の現状と展望を聞いた。

在留外国人と大企業の海外拠点に活路、ウェブサイト多言語化サービス「WOVN」
ウェブサイトやアプリの多言語化サービスを提供するWovn Technologies。インバウンド需要がしぼむコロナ禍にあっても、大手企業との取引は増え続けているという。その背景にあるのは「300万人の在留外国人」と「エンタープライズ企業のグローバル化」だ。

下請け企業経由で大企業を狙うハッカーも!情報セキュリティ脅威の最新事情
近年の情報セキュリティ脅威には、どのような傾向があり、どう対策すればよいのか。またコロナ禍で広がったテレワークなどの新しい働き方で特に注意すべき脅威とは何か。情報セキュリティを専門とする中央大学国際情報学部教授の岡嶋裕史氏に聞く。

北海道を中心にドラッグストアチェーンを展開するサッポロドラッグストアーはマスク不足の折、開店時の販売中止をいち早く表明するなどスピーディーな対応で話題にもなった。その陰には、コロナ以前からの積極的なIT活用とシステム内製化への取り組みがあった。

“高齢エンジニアの低単価問題”に向き合う採用支援サービス、UUUM元CTOによる「CTO育成塾」も
フリーランスエンジニアのキャリア形成の悩み、企業のエンジニア採用の課題を解決するための採用支援サービス「Code Climber」を提供するValue market。相互評価データの活用、エンジニア育成、採用コンサルで同社が実現しようとしていることとは。

電話から対面まで、あらゆる営業の会話の自動データ化を目指すピクポンが8000万円を調達
テレワーク環境を支えるサービスが伸びている。3月に問い合わせベースで前月2倍の数字を記録したのは、AI搭載型のクラウドIP電話サービス「pickupon(ピクポン)」。サービスを提供するpickuponはサイバーエージェント・キャピタルなどからの総額8000万円の資金調達を完了し、10月21日には外勤営業向けのモバイルアプリのリリースも発表した。

テレワーク需要でユーザー3倍増、音声解析電話のRevCommが総額15億円を調達
音声解析機能付きのIP電話サービス「MiiTel」を2018年10月から展開してきたRevComm。2年弱で1万ユーザーを獲得し、2000万件のコールを扱ってきた同社が10月5日、シリーズAラウンドで新たに7億円の調達を発表。同ラウンドをトータル15億円の調達額でクローズした。

現役医師が開発した“神の目”AI、1ミリ以下の操作精度で脳梗塞手術をサポート
脳血管内手術をディープラーニング技術で支援しようという「手術支援AI」を開発するiMed Technologies。創業したのは、脳神経外科医で脳血管内治療の指導医も務める現役医師の河野健一氏だ。手術支援AIは「より安全な脳血管内手術」実現のために医師をサポートする機能を持つ。

“CVCだからこそ”の事業提携を目指す、YJキャピタルがグループ総出のピッチイベント
「投資家にとっては、競争は近年激化している」と語るのは、ヤフーのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるYJキャピタル代表取締役社長の堀新一郎氏。堀氏にCVCやスタートアップ投資を取り巻く環境、YJキャピタルの近況や、ZHDとスタートアップとの連携で期待されるシナジー、LINEとの経営統合に寄せる期待などについて話を聞いた。

酷暑酷寒の建設現場で黙々と鉄筋を結束する「トモロボ」開発企業が2億円調達
鉄筋結束作業を自動で行う「トモロボ」を開発する建ロボテックは9月15日、グローカリンク、MICイノベーション5号ファンド(モバイル・インターネットキャピタル)による出資と中国銀行、商工中金からの融資の合計で、総額約2億円の資金調達実施を発表した。

AI活用で広告デザインを科学する「AIR Design」、動画制作にも対応
「デザインは左脳で作るもの」「パラメーターで定量化できるもの」と語るガラパゴス代表取締役社長の中平健太氏。AIを活用したクリエイティブ制作サービス「AIR Design」を提供する同社は9月1日、動画制作「AIR Ad Movie」の提供を開始した。

現実社会の問題をアルゴリズムで解決、量子アニーリングクラウド開発のJijが2億円調達
量子コンピュータの中でも、実用化で先行する量子アニーリング方式のマシンを対象に、「社会インフラに近い最適化問題」を解決するためのミドルウェア、「事業会社が使える」クラウドサービスを開発しているのが、東京工業大学発のスタートアップ、Jij(ジェイアイジェイ)だ。

SmartHRが新子会社、“アルムナイありき”の人材マネジメントツール開発
人事労務クラウド「SmartHR」を運営するSmartHRが、人材マネジメントシステムを開発・提供する子会社の設立を発表した。新会社の名前はLooper。その代表に就任したのは、クラウド型採用管理サービス「Talentio」を運営するタレンティオ代表の佐野一機氏だ。

起業家が起業家を支援、マネーフォワードが30億円の「HIRAC FUND」設立
マネーフォワードグループ傘下のマネーフォワードベンチャーパートナーズは、7月29日「HIRAC FUND(ヒラクファンド)」の設立を発表した。発表時点では、ファーストクローズで総額12.3億円を獲得済み。年内をめどに上限30.4億円のファンド組成を目指す。投資対象は、テクノロジーで社会課題解決を図る、シード・アーリーステージのスタートアップだ。

漁業支援から無人の「自動海上タクシー」開発も視野に、孫泰蔵氏が支援する“ヨット”スタートアップ
ネルギー問題や人口減といった課題に、無人で自動航行するヨットで立ち向かおうというスタートアップがいる。その名はエバーブルーテクノロジーズ。2m級の自動操船ヨットを開発し、神奈川県逗子市で実証テストを5月に成功させた、同社の取り組みとユニークな開発手法について代表取締役CEOの野間恒毅氏に聞いた。

テレワークでサイバー攻撃のリスク拡大!標的になりやすい企業の問題点
コロナ禍で急速に広まったテレワーク。しかし、多くの社員がバラバラに働くことで、サイバー攻撃による脅威にも不安が高まっている。コロナ収束後も、テレワークが人々に根付いていくと考えられる中、企業はどのようにサイバーセキュリティーを構築していけばいいのか。

ZOZOでアパレルECを支えてきた男が、あえて今ホテルをつくる理由
「D2Cの考え方で、これまでにないホテルを作りたい」。コロナ禍で痛手を受けるホテル業界に、あえて今参入しようとしている起業家がいる。ZOZO傘下のアラタナで、アパレル企業向けにECサービスを提供してきた濱渦伸次氏だ。濱渦氏がECの世界から飛び出して、ホテルのD2Cブランド「NOT A HOTEL」を立ち上げた経緯について、話を聞いた。
