なぜ、子どもに
早期から暗算を教えないといけないのか?

「数ニューロン」は考えを強要しています。
 子どもが暗算を覚えれば、大人のように考えられるようにしなければならないし、そうなるように脳がつくられているのです。

 だから、子どもは暗算ができるようになれば、抽象概念がつくりやすくなります

 実生活では、視覚・運動ニューロンと数ニューロンが、同時に働くので、概念がつくられ、知識が増えることになるのです。

 毎日の生活で午後3時におやつを食べることにしていたとしましょう。
 仮に、子どもがすぐにおやつを食べないので、お母さんが叱ったとします。
 叱る数が数回続くと、子どもは「お母さんは怒りっぽい」という考え(抽象概念)を持ちます。

 もしお母さんが、この考えが不当で変えたいと思えば、暗算のできる子なら、親子の会話で簡単にできるでしょう。
「それは事実と違う」と母親が説明してもいいのです。
 ポイントは、概念を変えるだけにすること。暗算ができない子どもでは、事態を理解できないと感情的な反発をするだけでしょう。

 つまり、暗算ができるということは、子どもでも大人のように考えられるということなのです。

 だから、暗算ができる子は、前頭前野が大人のように、格段によく働くようになり、大いに賢くなるのです。

 小学校入学前に子どもに暗算を教えるのは、「抽象概念」を考えるように、つまり、大人のように考えられるようにするためなのです。