プレゼン、会議、打ち合わせに効果抜群! 仕事に効く「図の使い方」。
企業研修、ワークショップの実績多数! ニューズピックスのクリエイティブ統括者であり、どんなものでも「図」にする図解オタクの櫻田氏の新刊、『図で考える。シンプルになる。』が発売! 発売4日で重版も決まり、話題になっている。
WIRED、ハフィントンポストといったメディアからのデザイン依頼に加え、コンサルティングファームや広告代理店で「図解思考」「デザイン×図解」などのテーマで研修をこなす本格派は何を語るのか。その秘伝の秘を、本連載ではあますところなくお伝えします。(構成:中村明博)
![アイデアが湧いてくる!「図」で発想を膨らませる方法](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/5/7/600/img_5728e24af4666f5bd24a874c6f4c9c45588922.jpg)
「もう何も出てこない……」
そんなときこそ”図”を使おう!
「アイデアが出ない。煮詰まった。もう何も出てこない……」
![アイデアが湧いてくる!「図」で発想を膨らませる方法](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/7/1/150/img_71cef36ca8c320fa82a7df3ec60ff124137986.jpg)
新人・ベテラン問わず、「アイデアをいかに生み出すか」は永遠の課題と言えます。
「図で考える」というスキルは、情報整理に特化したものと思われがちですが、そんなことはありません。
アイデアを生み出すツールでもあるのです。下図を見てください。
このように図を前にすると、「このパーツを移動させ、これをこっちに」といった具合に動かしたくなります。入れ替え、足し算、引き算をして発想を膨らませましょう。
ツリー図だけではありません。下図のように円を使って、発想を膨らませることも可能です。
「新しいアイデアは、既存のアイデアの組み合わせから生まれる」と言いますが、図は要素の組み合わせを試すのに最適なツールです。
図で発想を膨らませましょう。
アイデアは、論理的に考え過ぎると面白みがなくなり、小さくまとまったものになりがちです。適度に感覚的に動かすことで、発想を広げましょう。