客寄せパンダになりました
「本当にありがとうございます」と感謝を告げると、いつも大変お世話になっている事務所の方から「これ持って帰ってください。ちょっとした辱めですね(笑)」と、大きな袋に入れていただいて、まさかの会社まで持って帰ることに。しかも、その袋がキレイな透明で、見事なまでに外から丸見えになる仕組み。
さすが、ただ喜んでもらうだけなんて甘い結末では終わらない。このイタズラ心も一級品です。
こういう日に限ってなぜか山手線が遅延しており、少し混み合った電車にでかい風船を持ち込むことに。「マーフィーの法則」ってやつを体験しました。
老若男女、みなさま私の左手に視線が集中しているのを感じたため、「仕事です。これは仕事で使うんですよ」という冷静な顔を保ちながら、イベント会社勤務風のサラリーマンを演出していた自分が恥ずかしい。
想定の範囲内のできごとですが、社内でもひと通りおもちゃにされたことは言うまでもありません。はじめて中国から輸入されてきたパンダの気持ち、僅かながらわかった気がします。
その様子を見て、「面白そうなものにはとにかく食いついてみる」という編集者の心得を学んだとか、学ばないとか。
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最後に、I川の新刊が発売される際には恒例となりつつある、I川の新刊紹介(写真付き)を。『だから、僕らはこの働き方を選んだ―東京R不動産のフリーエージェント・スタイル』という書籍が12月8日(木)に発売です。
フリーでもなく、サラリーマンでもない。この時代になったからこその働き方をされている会社で、挿入されている写真の表情を見ても、本当に生き生きと仕事をされているなと感じます。
また、執筆者である東京R不動産の創業メンバーが、社会的ステータスも給与も申し分ない、超一流と言われる企業に勤めていた方たちというのは、とても説得力があって大変面白いです。
個人的には、とくに第4章に惹かれ、「本当のマトモを追求する」という節は、とても腹に落ちるものがありました。20代、30代にという若い世代に向けたメッセージが中心となりますが、じつはもっと上の世代の人が読んだら面白いと思います。
自己中心的でくだらない足の引っ張り合いをしている議員センセイにも、参考書としてオススメしたい。
最後に、最近めっきり寒くなったせいか、I川がベストを着用し始めたというプチ情報をお伝えして、今週は終わりといたします。
今週の気づきと来週以降のテーマ
・心遣いの際はイタズラ心をご一緒に
・かわいく見えてもパンダはクマ科
・I川の写真を掲載するとPV数が上がる
(本連載は毎週水曜日更新です。そう言えば、先週とても美味しい焼肉を食べました。ムラタくんのこと、すっかり忘れてました。)