ホテルのサイトをチェックして
特徴やこだわりを知ろう

 満足度アップにつながる2つ目のポイントは、ホテルの公式ウェブサイトをチェックすることです。

 ビジネス目的の場合、立地と料金を重視して、ホテルを比較検討する人が多いかと思います。宿泊予約サイトを通じてホテル予約をする人の中にも、立地と料金の条件を入れて検索する人が多いのではないでしょうか。

 もちろん、立地と料金は重要なポイントですが、それ以外にどんな特徴があるかを知ることは、満足度アップという点で重要なポイントです。前述した朝食のこだわりもその一つです。ほかにも、充実した客室内アメニティ、Wi-Fi 対応、洗い場付きのバスルーム、寝心地のよいベッドや選べる枕などこだわりの寝具、大浴場やサウナなどの温浴施設、女性向けフロアの有無など、ホテルによってセールスポイントは様々です。

 予約サイトではこのような詳細情報を把握しづらいため、個々のホテルの公式ウェブサイトで下調べをするといいでしょう。

 また、利用したいホテルでどんなアメニティや設備が揃っているかを事前に把握しておけば、出張・旅行時の荷物を減らすことにもつながります。

 ホテルの公式ウェブサイトを見ていくと、宿泊予約サイトにはない情報が得られる可能性が高く、それぞれのホテルチェーン(ブランド)のコンセプトもわかります。よく利用しているホテルチェーンでも、「こんなサービスがあるのか」といった新たな発見があるかもしれません。

 加えて、ホテルの公式ウェブサイトではベストレート保証として最安値を提供したり、公式ウェブサイトから予約した場合にはポイントやキャッシュバックが受けられたりといった特典を提供するホテルもあります。

 次回の出張や旅行の際には、ぜひご自身がどんなこだわりを持っているか、どんなプラスアルファを求めているのかを再認識し、ひと手間かけてホテルの公式ウェブサイトを覗いてみてはいかがでしょうか?

 あなたのホテル宿泊をより豊かなものにできるかもしれません。

(サービス&エマージングインダストリー部門 日高志津枝 & リサーチ部門 植田若菜)

【調査概要】
J.D. パワー
「2017年日本ホテル宿泊客満足度調査」

  当調査は、日本国内のホテルグループチェーン(166ブランド)を対象に、宿泊者の満足度を調べるもので、直近1年間に宿泊したホテルについて18歳以上の男女から評価を聞いている。調査は今回で12回目。2017年8月にインターネットにて調査し、2万6729人から回答を得た。

  区分はホテルの提示する正規宿泊料金や客室面積(下記参照)をもとに「1泊3万5000円以上」「1泊1万5000円~3万5000円未満」「1泊9000円~1万5000円未満」「1泊9000円未満」の4部門に分け、それぞれにおける宿泊客満足度を測定。今回はビジネスパーソンがよく利用する「1泊9000円~1万5000円未満」「1泊9000円未満」にスポットを当てた。

1泊9000円~1万5000円未満部門:正規料金の最多価格帯9000円以上1万5000円未満、または最多価格帯が9000円未満かつ最多客室面積が15平方メートル以上
1泊9000円未満部門:正規料金の最多価格帯9000円未満かつ最多客室面積が15平方メートル未満

関連サイト
J.D. パワー 消費者向けサイト http://jdpower-japan.com/
J.D. パワー ウェブサイト http://japan.jdpower.com