スタッフが皆、試写を見たら涙って?

記者:「志麻さん、私にとってNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』は憧れの番組です。それに出演するってホントですか?」
志麻:「はい」
記者:「放映は、いつですか?」
志麻:「5月21日(月曜)夜の予定です」
記者:「どんな番組になりそうですか?」
志麻:「ロケや編集も手がけたディレクターさん自身、何度試写しても、涙を流されたそうです
記者:「何度も試写で泣いた? どういうことですか?」
志麻:「はい。実は、私も、まだ完成映像は見れていないんです。ただ、ディレクターの築山卓観さんに聞いたら、撮影スタッフやNHK社内の方々も、最終試写では涙を浮かべていたとおっしゃっていました」
記者:「ええ? 撮影スタッフだけでなく、NHK社内の方々も?
志麻:「はい」
記者:「今回の番組のテーマは?」
志麻:「かじです」
記者:「え? 火事? 家事?……」
志麻:「家事です」
記者:「家事って、どういうことですか?」
志麻:「正直、最初は『伝説の家政婦』って呼ばれることに違和感がありました。私はそうではありませんが、家政婦という言葉は、現場のプロの第一線から外れた下働きのイメージでとらえる人もいます」

家政婦タサン志麻

記者:「なるほど」
志麻:「私自身も、タスカジに登録して最初の半年くらいは、料理だけではなく、掃除の仕事も請けるようにしていたので、フレンチの第一線にいた自分とのギャップに思い巡らせることもありました。しかし、家庭環境の違うご家庭に伺ううちに、家事代行の仕事に対する考え方が変わってきたんです」
記者:「どう変わってきた?」
志麻:「日々の食事をつくって、家族団らんの幸せな時間を目の当たりにするうちに、お客さんから『ありがとうございます』とか、『ホント、美味しかったです』と言われると、率直にうれしい。お子さんの満面の笑顔を見るたびに、この仕事をやっててよかったなあと、徐々にやりがいや自信のようなものが芽生えてきたんです。シェフとは違うけど、これはこれでプロの仕事だなと」
記者:「そうだったんですか。うちにも小さい子たちがいますが、今、子育て中の女性って、本当に多忙ですよね。ただ、実際に家庭で経験してみないとわからない。特に男は!(笑)」