人類は「争いやケンカ」に
ピリオドを打てるのか?
なぜ、100回もの連載を達成できたのか?
これには様々な理由があります。
まず第一に、「9code(ナインコード)」という人間関係統計学を必要としてくれている方たちがたくさんいて、本連載の記事を毎回楽しみにしてくれていたというありがたい事実。
どんなものでも、需要がなければ供給は途絶えてしまいます。
だからこそ、いまこの瞬間、あなたにこの記事を読んでもらえていることは、あなたをはじめ、多くの皆様のおかげにほかなりません。
まだ明確に言語化できなくても、この『9code(ナインコード)占い』が、どこかいまの自分に必要であると感じているからこそ、本連載を読んでくださっているのだと思います。
思い返せば、この本を世の中に出そうとしたきっかけは、私自身が、【争いやケンカのない世界】を創りたいと本気で願ったからでした。
振り返れば、人類の歴史は“ケンカの歴史”と言えます。
「〇〇の乱」「〇〇の戦い」「〇〇事変」。
歴史の教科書を開き、争いに関するワードを黒ペンで塗りつぶしてみてください。
きっと、その教科書は真っ黒になってしまいます。
現代では、目に見える大きな戦争や争いは少なくなったとしても、国同士だけではなく、私たちの身近な間柄でも“小さな争いやケンカ”は多々あります。
会社の同僚、友人知人、そして大切な家族にまで、誰かと誰かが憎しみ合い、いがみ合い、嫉妬し合い、心と体、その両方を傷つけ合っています。
本当に悲しいことです。
「『人』という文字は支え合ってできているからこそ、助け合おう」
とはよく言いますが、これはある意味、人として大切な本質をとらえていると思います。
人にはそれぞれ役割があります。
その役割の中身は、「ナインコード」でいうそれぞれの特性であり、「9つの質問」にも通じるでしょう(※「9つの質問」に関しては、本連載2017年10月9日記事~2017年10月29日記事をご参照ください)。