便秘解消には
水溶性食物繊維が重要

 快適な排便習慣を身につけるためにも「十分な水分摂取」「適度な運動」「食事の工夫」を日常生活に取り入れてほしい、と三輪氏はアドバイスを送る。

「水分補給は、1日2リットル前後の“水・お湯”を飲んで、脱水状態を避けましょう。お茶やコーヒー、アルコールは利尿作用があるので水分補給には適していません。また、週に2回ほど、約20~30分のウオーキングやスロージョギングを習慣化するのが望ましいです」

 そして3つ目の「食事の工夫」については、とくに「水溶性食物繊維」を意識して取り入れてほしいという。

「食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、働きが異なるのでバランスよく取るのがポイントです。不溶性食物繊維は便のカサを増してお通じを助け、一方の水溶性食物繊維はおなかの調子を整えて排便をスムーズにする働きがあります。とくに、水溶性食物繊維は体内に入ると便をやわらかくしてくれるので、積極的に取るように心がけましょう」