とにかく合格したい!」「成績を上げたい!」と目標を持って勉強に励んでいても、こんな悩みにぶつかるでしょう。「続かない!」。どんなにいいやり方を手に入れたとしても、続かなければ意味がありません。勉強とは「すべり台」です。勉強ができる人は階段をささっと駆け上がって、一気にすべるイメージを持っています。それが「学びの自動化」です。すべり台に「すべって楽しむおもしろさ」と「勝手に進むラクラク」があるように、勉強も始めたら止まらなくなるのです。
『偏差値95の勉強法 頭のいい人が知っている「学びを自動化する技術」』には、「没頭力(自らのめり込む)」「論理力(文脈で考えられる)」「記憶力(つながりで覚えられる)」が同時に手に入る勉強法を収録。さらに「没頭力」を発揮することで、「最短で結果が出る」「1日が27時間になる」「努力を努力と思わなくなる」のです。勉強にハマる要素は、たくさんあります。学びの楽しさを実感し、目標を達成できる勉強法を手に入れてください。

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続けていること自体が快感になっていく感覚を持つ

 コツコツと続けることは、地味です。私もずっとそう思っていました。

 その意識が変わったのは、12キロのダイエットに成功したときです。

 最初はしんどくて、コツコツと続けることは自分には向いていない、苦手だと思っていたのに、あるときから「こんなに続けられる俺、すごい!」と思うようになり、地味に続けることが快感へと変わっていきました。

地味×コツコツ=快感

 普通の人にはなかなかわかりにくいことかもしれませんが、このできごとによって、私のなかではこの方程式が実証されたのです。

「コツコツのコツ」というブログを書いている手帳カウンセラーのコボリジュンコさんは、10年以上1日も欠かさずブログを毎日更新し続けています。

 もともとは三日坊主で続かない性格だったのに、いつのまにか地味にコツコツ続けることが得意になったそうです。

 飽き性の性格が変わったわけではなく、続けるコツをつかんだだけとのことですが、ここにも快感の感覚が潜んでいるのではないでしょうか。

 快感のポイントの一つは、「自分で自分をすごいと思う」感覚です。人から褒められてうれしいと思うこともあるかもしれませんが、それはあくまでも後からついてくること。

「こんなに続けられている自分ってすごい!」と、自画自賛することが快感につながります。

 もう一つ、プラス材料となるのが「成果が目に見える」ことです。

 ダイエットも何キロ痩せた、ブログも何日続いた、という数字が見えるから「もっと続けよう、頑張ろう」という気持ちになります。勉強でも、やった時間やページ数を書いていく方法をお教えしましたが、やったことが数字として表れることはモチベーションアップにつながります。

 このような感覚は、「貯金」をイメージするとわかりやすいと思います。コツコツとお金を貯め、通帳を見て思わずニンマリした経験は、みなさんにもあるのではないでしょうか。もともと日本人は、地味にコツコツと積み上げていく作業が得意な民族なので、勉強もコツコツやることが絶対にできるはずなのです。

 どんなものも、2週間続くと「習慣」になると言われています。

 2週間でなくても、最初はとりあえず3日でもかまいません。次は1週間、2週間と伸ばしていってみてください。

 続ける快感がわかったら、もう勉強が大変だなんて思わなくなります。頭のいい人は、コツコツ続けることの快感を知っているのです。