「ワーク・ライフ・バランスはとても良い環境だと思います。有給を取得すること、フレックスタイムでの勤務、在宅勤務など、積極的に利用していこうとする管理職の雰囲気もあって、役職にかかわらずさまざまな形での働き方が叶う環境かと思います。ただ、当然ですが働き方が自由になる分、成果物や個々が持ち合わせているスキルを重視される傾向があるかと思います」(事務、女性、ソフトバンク)

「日本有数のワーク・ライフ・バランスが取れる会社であるように思う。在宅勤務は普通に当たり前、年休も自由に取得できる上、取得していないと逆に注意されるので、計画的に消化しなければならない。コロナウイルスの蔓延の時には、早期から原則在宅勤務、出勤率を一定以下に抑えるよう指示がトップダウンで下り、止むを得ず出勤する場合で満員電車が怖い等の理由があれば、一時的な車通勤も認められる(ガソリン代も出る)という制度は良いと思う」(研究開発、男性、パナソニック)

「休暇も取りやすい。裁量勤務制度なので、自分でスケジュールを調整することで、プライベートとの両立は可能。 また、必ずしもオフィスに出勤する必要もなく、効率を考えて在宅勤務も可能なので、ワーク・ライフ・バランスは非常によい。その分、成果主義が徹底されており、達成率などの視点で昇進・昇給・報酬が決められる」(技術営業、男性、日本アイ・ビー・エム)

「3年目以降の一般社員であれば原則全員、テレワークやフレックス制度を利用できるようになった。 テレワークに関しては、自分のオフィス以外の各事務所にテレワーク用スペースが整備されているほか、提携しているコワーキングスペースもあり、関東であれば数十カ所くらい使える。部署や上司にもよるかもしれないが、テレワークは浸透してきている印象で、例えば各事務所のテレワーク用スペースはいつも込み合っている」(新規事業開発、男性、富士通)

「部門にもよるがコーポレート系の部門では個人で進める仕事も多いため休暇を調整しやすい環境にあると思う。テレワークなども整備されており、家庭の事情に応じてフレキシブルに在宅勤務等ができる環境にあるため、非常に働きやすい。その分どういった成果を出すかで評価される。いい成果を出せばすぐに昇格・昇級するので若手にとっては非常にいい環境にあると思う」(法務、男性、武田薬品工業)

 これらのクチコミからもわかるように、テレワークを積極的に活用している企業の多くは、フレックスタイムなどを組み合わせているようです。そして、テレワーク下で社員を評価する方法として「成果主義」を採用している企業が多いこともわかりました。

 テレワークを認め、自由な働き方を実現しながら会社を成長させるためには、社員がセルフマネジメントすることはもちろん、組織として成果を適正に評価する仕組みが必要不可欠のようです。