婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの最新刊『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回は、お茶をお出しする時に気をつけたいことについてご紹介していきます。

飲み物は、なみなみつぐと品がない

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お茶などをお出しする際の、入れ方にも確実に品が表れます。日本茶が湯呑の9割まで入っていたり、コーヒーや紅茶がカップの縁近くまでなみなみとつがれているのは、これまで適量のお茶を召し上がった経験が少ないのかな? と感じさせてしまいます。

日本茶は7割程度、コーヒー・紅茶は8割程度を目安になさると上品です。

紅茶・日本茶のだし方

<紅茶の出し方>
紅茶のポットのふたは手で押さえずに、片手で持って注ぎます。トレイにのせたソーサーに紅茶を注いだカップをセットして、目上の方から順番にお出しします。ティーカップは、持ち手を右に向けて手前にスプーンを置くのが昨今の一般的なセッティングとなります。

<日本茶の出し方>
お茶を注いだ湯呑と茶托は別々にしてお盆にセットし運びます。湯呑の底を布巾でひとふきして茶托にセットしたら、お客様の右側からお出しします。湯呑の絵柄がお客様に見えるように置くのは、当たり前の作法。急須は紅茶のポットとは異なり、かならず空いた手でふたを押さえて注ぎます。

煎茶は60~80度、ほうじ茶は熱湯、玉露はぬるめの50~60度が一般的です。

お菓子を一緒にお出しするときは?

お茶のみをお出しする場合とお菓子を一緒にお出しする場合、飲み物を置く位置は違います。

飲み物だけのときは、正面に置きますが、ケーキなどのお菓子がある場合は、お菓子をお客様の正面に出し、お客様から見て右側にお茶を出します。

ケーキについたセロハンは、外してからお出ししたほうが、お客様が食べやすいでしょう。これもちょっとした気遣いです。

セッティングのマナーを心得ている方はやはり丁寧に暮らしていることが伝わってきますね。

「品がいい」「育ちがいい」と言われる人とは「家柄や幼少期に受けたしつけが違うのだから」「今さら、育ちは変わらない」……と思っていませんか? 『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で何となくやっているけれど、「これ、いいのかな?」と迷うシーンでの正解のふるまいや、「育ち」が出てしまうポイントなど、リアルな例を250個も紹介しています。「育ちの良さ」とは家柄ではなく、これらを知っているか否かですから、知ることで、今からでも「育ち」は変えられます。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら本当に恥ずかしいですし、今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!