ふつうの会社員でも10年あれば、気づいたときには1億円!
小型株は伸びしろが大きいわりに、目をつけている投資家が少ない。
それだけに、株価が何倍にも伸びる可能性をふんだんに秘めている。
大学時代に投資を始めた著者は、6~7年後に資産1億円を達成。
いまでは1銘柄だけでも億単位のリターンを得ている。
10万円から株式投資をスタートしたとしても、
収入から生活費を除いた分を追加して投資額を増やしていけば、
1年で資産100万~200万円は十分目狙える。
すると銘柄の選択肢が広がり、資産を急角度で増やせる可能性がアップ。
資産1000万円くらいで壁にぶつかりがちだが、
この壁を突破すれば10万円を100万円、
100万円を1000万円に増やした感覚で“億り人”に近づける。
ベストセラー『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』の刊行から1年。
『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 実践バイブル』として、
小型株集中投資のテクニックを全公開!
投資前に想定しておく
4つのポイント
前回に引き続き、もう少し具体的に投資戦略を考えてみましょう。
ある銘柄に投資しようと思ったら、
「全体的な投資イメージ」
「予想通り株価が上がったとき」
「予想より株価が伸びないとき」
「予想に反して株価が下がったとき」
――と4つの観点に分けて、それぞれの項目をチェックしてみましょう。
「全体的な投資イメージ」
□投資する理由は?
□展開するビジネスの市場規模は?
□投資期間はどのくらいか?
□時価総額の上限はどのくらいか?
□時価総額の下限はどのくらいか?
□損失リスクの許容範囲は何%で、何%のリターンを狙うか?
□投資の期待値はプラスか?
「予想通り株価が上がったとき」
□株を持ち続けるとしたらどんな条件を満たしたときか?
□株を売るとしたらどんな条件を満たしたときか?
「予想より株価が伸びないとき」
□株を持ち続けるとしたらどんな条件を満たしたときか?
□株を売るとしたらどんな条件を満たしたときか?
「予想に反して株価が下がったとき」
□株を持ち続けるとしたらどんな条件を満たしたときか?
□株を売るとしたらどんな条件を満たしたときか?
□問答無用で売るときはどんなときか?
以上の項目をチェックしつつ、投資後に考えられる事態を想定しておきます。
そうすると投資した後、その答えを目安に投資判断していけばいいので、目先の株価に一喜一憂することがなくなります。