それぞれの人に最適な学習を促す
「パーソナライズド・ラーニング」とは?

「私の専門は心理学で、以前は大学で教える傍らスクールカウンセラーをやっていた経験もあります。

だから、人によって学習スタイルが違い、スタイルが合わないせいで結果が出ない子どもがいると知っています。それぞれの子どもに合う適切なやり方を追求することが大切です。

スタンフォードでは、ニューロダイバーシティプロジェクトを行っています。ニューロダイバーシティープロジェクトはひと言で言うと、『人によって脳神経が違うことを前提に、それぞれの人の特徴に合った教育を考えるアプローチ』です。

日本では、NHKで放送されたことがありますが、学習障害、発達障害、自閉症やADHDなど様々なタイプの子どもたちの教育では、各個人に合う教育方法を見つける必要があります。

脳の神経、感じ方、考え方は人それぞれ。まったく同じ人はいません。だからこそ面白いのです」
と重松先生は話します。

人によって脳、学習構造が違ううえに、学生たちの境遇、能力、学力、モチベーションも様々です。

これだけの違いがあるのに、同様の学習条件を提供することは、本当の意味で教育機会の平等をもたらしているでしょうか?

このような学習の悩みも、オンラインや最新のテクノロジーで解決できる可能性があります。