ビジネスが激動の時代を迎えたとさけばれるようになって久しいですが、新型コロナウイルスの襲来によって今、混迷の度合いは異次元の水準に達しています。日本を代表するANAホールディングスや日本航空(JAL)といった企業が、従業員を外部企業に出向させるほど追い込まれると誰が予想したでしょうか?そんな時代に高めておくべき力こそ「独学力」です。特集『あなたの人生を変える!「独学力」』(全10回)では、自分のペースで好きな時間に効率よく知識を身に付けるためのノウハウをお届けします。
#1 1月4日(月)配信
独学で高校・大学を突破した東大大学院教授が「独学7つの疑問」に答える
高校・大学を独学で過ごし、現在、東京大学大学院で教鞭を執る柳川範之教授が、自身の体験を基に、独学のメリットや面白さ、勉強法など素朴な質問に分かりやすく答えてくれた。
#2 1月5日(火)配信
益川敏英氏ノーベル物理学賞の原動力「本が世界を広げてくれた」
「勉強」は嫌い、暗記も嫌い。好きなことだけ追求してきた――。2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏に、これまでの学びの履歴を振り返ってもらった。
#3 1月6日(水)配信
脳医学者が伝授「脳が勉強したくなる8つの作法」、何歳からでも独学可能
学校や塾での勉強と違って自分で学ぶことを決めなければならない独学は、始める際のハードルが高い。だが、脳の特性を利用すれば、誰でも気軽に始めることができるのだ。東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授は「人間の脳は、努力すれば何歳からでも成長する」と断言する。
#4 1月7日(木)配信
日本人初の世界記憶力グランドマスターが教える「3つの知識定着法」
せっかく勉強しても、知識が定着しなければやらなかったことと同じになってしまう。記憶力の日本チャンピオンであり、日本人として初めて「記憶力グランドマスター」の称号を獲得した池田義博氏が、脳の力を利用した記憶の定着法を伝授する。
#5 1月8日(金)配信
宗教が全学問を生んだといえる理由【経済・哲学・科学・政治思想史年表付き】
経済、哲学、科学、政治…。一見バラバラに思える学問であっても、実は一つにつながっている。その源流というのが「宗教」だ。宗教から各学問がどのように分離していったのか、「経済・哲学・科学・政治思想史年表」とともに流れをたどっていこう。
#6 1月8日(金)配信
出口治明氏が世界史「4つの分岐点」を解説、モンゴル帝国に注目の理由
博識で知られるライフネット生命保険創業者の出口治明氏が、「独学のための世界史」の講義を引き受けてくれた。出口氏は、世界史の中から現代の礎を成す「四つの分岐点」をピックアップ。その一つが、世界史の教科書でそれほど大きな扱いを受けない「13世紀モンゴル帝国」だというが、その理由とは?
#7 1月9日(土)配信
スタディサプリの人気英語講師が目からウロコの英文法を伝授、さらば丸暗記!
人気のインターネット予備校「スタディサプリ」で英語を教える超人気講師の関正生氏が、独学のための英語を教える。関氏によると、独学英語に適しているのは「読み書き」=英文法だという。文法のルールを理解すれば、大人の論理的思考を使ってさまざまな用法に応用することができ、丸暗記する必要がなくなるからだ。人気英語講師による目から鱗が落ちる英文法のルールをお届けする。
#8 1月9日(土)配信
カリスマ講師・出口汪氏が伝授!独学の基礎「論理力」は国語で鍛える
ビジネスの現場で重要性が高まり続けている「論理的思考=ロジカルシンキング」。これは、独学で身に付けた知識を本当に理解するためにも必須となる。その論理力を鍛えるために学び直すべきなのが国語(現代文)だ。予備校のカリスマ講師として何人もの生徒に現代文を教えてきた出口汪氏は「論理力はトレーニングすれば誰でも必ず身に付けることができる」と断言する。論理力を鍛えるためのポイントを伝授してくれた。
#9 1月10日(日)配信
中学理科を学び直すと日常風景が一変!実はリニアモーターも身の回りに
中学校時代の理科を学び直すと、平凡だと思っていた日常風景が違って見える。電信柱に対して斜めに付けられた、黄色のプラスチックで覆われているケーブルが記憶にないだろうか。それが果たす役割は中学理科で説明できる。また、「未来の乗り物」であるリニアモーターカーの基本原理は、私たちの身の回りにすでに浸透しているという。ドラマ「ガリレオ」などの実験の監修を務めた滝川洋二氏が解説してくれた。
#10 1月10日(日)配信
借金苦の回避&賢い資産運用に絶対必要な「お金の数学」を学び直し
日本人は金融リテラシーが低いとよく指摘される。そんな汚名を返上するために必須の知識が「複利計算」だ。借金苦に陥らないために、そして賢い資産運用をするためにも絶対に必要な「お金の数学」を今こそ学び直そう。
Key Visual by Noriyo Shinoda, kanako Onda