たくさん服はあるのに、今日着る服がないのは、あなたが服を持ちすぎているからかも?
新しい服を買うのをやめて、手持ちの服だけで過ごしてみると、意外と定期的に買い続けなくてもおしゃれはできるということが分かってきます。NYで話題の必要最小限の、確実に着る服だけのワードローブのつくり方を紹介した書籍『もう、服は買わない』。今回は本の通りにやってみた30代のMさんの体験談をご紹介します。

150→33着に減らしてみた!

左はMさんが手放した服、右はMさんの33アイテム

●3ヵ月33アイテムで過ごす「プロジェクト333」を知ったときの印象は?
プロジェクトと聞いて、何か大きなことをしなくていけないのかなと、気合が入りました(笑)。

「3ヵ月33アイテムで過ごす」を始める前、どのくらいのアイテムを持っていた?
全部で150アイテム(服だけで130着)で、大好き10、どちらともいえない23、さよなら117。

●実際に選んだ、冬の33アイテムは?

Mさんの33アイテム。バッグと靴をお出かけ用と、近所用に分けたり、華やかな柄ワンピースと、仕事にも使いやすいモノトーンの服を残すなど、様々なシーンに対応でき、且つ「この時は、これ」と迷わず選べるよう工夫されている

●服×20着
・アウター×2
・トップス×2
・セーター×4
・ワンピース×5
・デニム×1
・スカート×6

●バッグ×4個
・A4が入る仕事用のトートバッグ×2
・クロスボディバッグ(近所用)×1
・ショルダーバッグ(お出かけ用)×1

小物&アクセサリー×8個
・マフラー×1
・時計×1
・ピアス×4
・リング×2

●靴×2足
・ムートンブーツ(近所用)×1
・ヒールのショートブーツ(お出かけ用)×1

プチプラは手放し、本当に気に入っているものだけにしたい

「33アイテム」はどのように選びましたか?
と同じように、まず服ではなく使う頻度の高い小物から選びました。愛着のある時計や、お守り的なリングなど、ほぼ毎日使うものを先に選び、公私ともに使いやすいモノトーンの服と、柄もののワンピースを中心に残しました。

仕事ばかりだった20代の頃、昇進した記念に思いきって買った思い出の時計と、天然石をつかったお守り的なリングなど、Mさんのアクセサリーたち

●逆に、手放したものの共通点は?
在宅ワークが多くなったことで、腰回りがきついものは自然と着なくなっていたことに気づき、デニムは1本を残し、他はすべて手放しました。また、年齢に合わない柄のワンピースや、数回洗濯しただけで劣化してしまうプチプラのものなど、着ていてテンションの下がるものも、手放しました。

●やってみての感想は?
これまで「断捨離」や、こんまりさんの片付けなど、様々なワードローブ整理術を試してきました。プロの方に家に整理に来ていただいたこともありますが、一度整理し終えてもしばらくするとまたリバウンドしてしまったり、減らしすぎたものを買い戻したりすることがありました。最適な量は人それぞれかもしれませんが、目安が分からないと減らしすぎたり、継続できないという人は多いと思います。『もう、服は買わない』は、「33」と数が決まっているので、「もっと減らせるのではないか」と迷うことがなくなりました。

また、最初に「3ヵ月これをやります!」と決めたことで、支出が大幅減。
これまでは、何となく気になったものを、好きなペースで買っていましたが、3ヵ月使うもの、不足しているものだけを買うという視点を持つことで、インスタグラムで目にした広告に流されたり、割引セールのお知らせを、メールが来るたびに開くこともなくなりました。