新しい経験の連続で、緊張と喜びが入り交じる新生活。
入社1年目が「何でも親切に教えてくれる人事担当者に、
入社早々、こんなことを聞いてもいいのだろうか」と
躊躇するのが有給休暇に関することだ。
聞きたいけれど、今はまだ聞けない……。
そこで、50万人以上のビジネスパーソンに読まれ、
今も多数の企業で新人研修のテキストとして採用されている
『入社1年目の教科書』の著者の岩瀬大輔さんが、
有給休暇にの取り方ついてアドバイスする。
本記事では最新のインタビューと『入社1年目の教科書 ワークブック』から、内容の一部を抜粋・再編集し特別公開する。(まとめ/ダイヤモンド社書籍編集局・和田史子)

入社1年目の教科書、入社1年目の教科書 ワークブック
Photo: Adobe Stock

人事担当者に
聞きたくても聞けない質問

「人事担当者が親切な方で、わからないことは何でも教えてくれます」

最近はこう話してくれる新入社員の人が増えています。

それでも、人事の人に「聞きたくても聞けない質問」があるとのこと。

例えば、有給休暇。

「入社1年目で有給休暇を取ってもいいものでしょうか?」
「入社1年目で有給休暇を使い切ることはできるのでしょうか?」

たしかに、入社早々お休みのことを聞くのは勇気がいるかもしれません。

こういった質問には、

有給は取れますし、取りましょう。ただ、特段の理由がない限りは、まずは様子を見てみるのがいいですよ

とお伝えしています。

もちろん、体調に不安があるときなどは、しっかり休みをとりましょう。

社会人にとって健康管理は最重要事項です。

体調が悪くなりそうなときは、無理せず早く寝るなど、早めの対策が有効です。

その上で、最初は様子を見て、配属先の忙しさの状況を把握するのです。

例えば、奇数月の月末が忙しい職場であれば、まとまった休みは偶数月に取る、といった配慮があったほうがいいかもしれません。

最初のうちは仕事内容を理解し、一つひとつの業務がこなせるよう身につけていくとともに、こうした職場の傾向や1年の流れなども把握したいところです。

人事の方や職場の先輩に質問してもいいでしょう。

「何曜日が比較的忙しいけれど何曜日は余裕がある」

「決算月は残業が発生する可能性が高い」

など、さまざまな情報が入手できるはずです。

また、職場によっては「休みの予定は早く教えてほしい」というところも。

こうした情報も、早い段階で共有しておいて損はありません。

すでに有給休暇の申請をしたい日がある場合は、早めに上司に相談することをおすすめします。

実は言いにくいと思っていることほど、早めに伝えたほうが信頼されます。

相談は、早く率直に行うのがコツ

ぜひ、上司や人事の方に相談しましょう。

『入社1年目の教科書』の50ルールの42に「休息を取ることも『仕事』だ」というのがあります。

『入社1年目の教科書』の50ルール、気になる人はぜひチェックしてみてください。