婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%!「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの最新刊『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。
マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。
しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回はその中から、服装についてご紹介していきます。
一歩先行く季節感ある装いができる
新型コロナウィルス禍で外出する機会が減っていることもあり、あまり服を買わなくなった。楽な服装が増えたという方も多いかもしれません。
しかし、こんな時期だからこそ、季節を意識された装いをしている方を見かけると、ファッショナブルである以上に、美しい四季や自然に対する感謝の想いが感じられ、思わず見とれてしまいます。
なかでも素敵なのは、その季節の盛りのときよりも少し早い時期に先取りしている粋な方。
たとえば、バレンタインが終わった頃からまだ寒さが残る3月に、春を感じさせるピンクをメイクやファッションに取り入れる。秋も一足早く、9月に入ったら白い色は極力さけて、真夏の装いから切り替える。残暑が厳しければ、カーキ、ボルドー、からし色といった深みのある色を、気温に合った涼しい素材で取り入れ、秋という暦のファッションを愉しみます。
日本人は、昔からこのような季節の先取りを粋としてきました。季節感を大切にできる方は、丁寧な暮らしを送っている印象です。日本の美しい四季を尊く思い、愉しめる余裕こそが、育ちの良さなのでしょう。
『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か?というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね。