基本を学んで、投資信託という道具を使いこなそう!
たとえば、マラソンをはじめるときには、
●走り方の基本を習う
●フォームをチェックする
●走ってみる
●記録をつける
というステップを踏むそうです。投資信託も同じです。基本を学んで、投資方法や商品の選び方をチェックし、まずは少額ではじめてみる。そして、記録をつけて修正をしていく。そうしたステップを踏むことで、しっかりと投資信託という道具を使いこなせるようになり、資産運用ができるようになっていくはずです。
本書の内容をご紹介しましょう。第1章「そもそも投資信託って何!?」は投資信託の基礎知識を学びます。初心者のかたは必ずお読みください。
第2章「投資信託の儲けと損はどう決まる?」ではリターンの見方や手数料、分配金などついて解説しています。そして、第3章「投資信託はどのように運用されている?」をお読みいただけると、投資信託の「中身」がどのように決まるのかがわかります。
第4章「投資信託でお金をふやすための『3つの戦略』」ではプロの人たちも実践している考え方などをご紹介します。そして、第5章では運用担当者が銘柄を選んで投資する投資信託を見極める方法について、そして、最後の第6章は実際に投資信託を購入するときの手順やポイントなどを説明しています。
初心者の方は第1章から読んでいただきたいのですが、すでに購入したことがあるという方は興味のある章から読んでもかまいません。なお、本書は2013年に発売した『はじめての「投資信託」入門』の改訂版です。
本書をお読みいただき、ひとりでも多くのかたが投資信託について理解を深めてくださることを願っています。