「勉学の秋」――。小中高の各学校で夏休みが終わり、授業が再開しはじめたが、夏休みぼけが抜けない子どもは多いはず。だが、来年度に受験が控える子どもは、夏休みの余韻に浸ってばかりもいられない。高校2年生といえば、進路や志望大学を具体的に考える時期。難関大を目指すなら今から受験勉強を始めなければ間に合わない。また、中学受験塾の多くは、来年2月からの新年度の生徒募集を11月にスタートさせる。「11月の各塾の入塾テストに向け、9月ぐらいから塾選びを始めた方がいい」と、塾幹部は口をそろえる。小学校受験に至っては、首都圏では10月に選考を行う私立小が多く、来年度の選考まで残り1年だ。そこで、特集『わが子にピッタリ!塾・予備校&家庭教師・オンライン教材選び』では、9月6日(月)から9月19日(日)までの全22回にわたり、わが子に“最適”な塾を探すためのお得な情報をお届けする。
#1 9月6日(月)配信
ライバル塾19社が「合格者水増し」疑惑で猛抗議!臨海セミナー事件が映す塾業界の闇
昨年12月、塾生数6万人超の大手塾、臨海セミナーに対し、ステップや早稲田アカデミー、秀英予備校など19社が連名で業務改善を求めるという前代未聞の事態が明るみに出た。そこで指摘されたのは塾業界で横行しているとされる「合格者数の水増し」と「悪質勧誘」だ。「臨海セミナー事件」は氷山の一角なのか。あなたの塾選びを惑わすその背景に迫る。
#2 9月6日(月)配信
中学受験「合格力」ランキング【首都圏24塾】合格力2位エルカミノ、1位は?
中学受験において、各塾に張り出された御三家や新御三家の合格者数に目を奪われがちだ。だが、その塾が子どもの今の学力や志望校に合っているかは別問題だ。初めから生徒をふるいにかける入塾テストの有無や、「難関校よりも中堅校に強い」「特定の中学校に強い」など各塾それぞれに強みがあるからだ。そこで「首都圏」主要塾の合格実績を大分析。その真の実力を明らかにする。
#3 9月7日(火)配信
難関大合格に本当に役立つ塾・予備校ランキング!大学生280人が選出【東大・京大・早慶】
大学受験塾・予備校が公表する合格実績にはそれぞれでさまざまなカウント方法がある。そこで、東京一工や早慶などの難関大に通う大学生280人にアンケートを行い、実際にどの塾・予備校が合格に役立ったのかを大調査した。【東大・京大編】【早慶編】【現役・浪人編】などに分けてランキングを掲載する。
#4 9月7日(火)配信
サピックスが中学受験塾の覇者になれた理由、元小学部教室責任者が秘密を開陳
首都圏における中学受験塾の覇者、SAPIX(サピックス)――。御三家などの難関中学を目指す子ども御用達の塾であり、目下、小学1年生からの入塾さえ困難なほどの人気を博す。なぜサピックスは競争が激しい中学受験塾業界で天下を取れたのか。元サピックス小学部教室責任者の粟根秀史氏が、その秘密とノウハウを明かす。
#5 9月8日(水)配信
本当におすすめできる高校受験塾&指導法はこれ!練成、誉田、野田、木村…【全国名門146高校・塾別合格者数リスト付き】
中学受験とも大学受験とも異なる高校受験における失敗しない塾の選び方と、実際にお勧めできる高校受験塾の指導法を「私教育新聞」の編集主幹、千葉誠一氏が解説する。加えて、付録として全国12都道府県の名門高校への塾別合格者リストも掲載する。
#6 9月8日(水)配信
中学受験塾の選び方、合格実績だけで選ぶと後悔も!子の性格と塾の指導法の相性で判定
中学受験塾を選ぶ上で、合格実績よりも重要になるのが、その塾の性格(指導方針)と、子どものタイプや家庭の状況との相性だ。塾によって授業のスピードや金銭面以外の親の負担度合いはバラバラだからだ。塾と子どもの相性から見た東西の主要塾の探し方を伝授する。
#7 9月9日(木)配信
都立初の小中高一貫校「立川国際」の初入試で超過熱!小学校受験と塾選びの最新事情
コロナ禍によって、中学受験以上に影響を受けたといわれる小学校受験。首都圏60校の応募者数は前年より1割近く増え、過去5年で最多の3万4000人近く(併願を含む)に達した。さらに今年、都立初の小中高一貫校、立川国際中等教育学校附属小の初選抜が行われる。過熱する小学校受験の最前線とともに塾の選び方を紹介する。
#8 9月9日(木)配信
受験合格に効く家庭教師を見抜く6つのポイント、最強の「プロ家庭教師」が解説
自宅でマンツーマンかつオーダーメードの指導が受けられる家庭教師は、志望校合格や苦手教科克服の「切り札」といえる存在だ。だが、一口に家庭教師と言ってもプロからご近所の大学生まで、その選択肢は幅広い。そこでプロ家庭教師集団「名門指導会」代表の西村則康氏に、失敗しない家庭教師の選び方を聞いた。
#9 9月10日(金)配信
大学受験で「塾いらず」、中高一貫校秘密のノウハウとは?巣鴨・聖光学院…
子どもを中高一貫校に通わせても、附属校でない限り大学受験の前には塾・予備校に通うのが一般的。だが、私立中高一貫校と予備校のダブル通学は、親にとっては金銭面での負担大。だが、中高一貫校の中には、通塾が不要なほどのカリキュラムが充実している学校もある。「塾要らず」として知られる中高一貫校のノウハウを探った。
#10 9月10日(金)配信
東大理Iに息子2人を合格させたシングルマザー伝授!省エネ&低コストな塾活用法
昨年に発刊され話題となった『シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』の著者、たかせみほ氏に、省エネ&低コストな塾の活用術や子育て術を聞いた。
#11 9月11日(土)配信
塾・予備校の勢力図が激変!ライバルだった駿台とZ会が提携…最新業界マップ大公開
中学受験塾、大学受験予備校、個別指導塾、通信教材、ICT教材など、塾・予備校業界にはあらゆるプレーヤーが存在する。そんな中、資本提携や買収で業界再編が進み、特に最近はICT教材やAI学習などの存在感も強まっている。合従連衡が続く業界全貌図と共に、各社の目下の注力事業も併せて掲載する。
#12 9月12日(日)配信
早慶に自宅学習だけで合格!英・数・国「最強の市販参考書」&学習法を武田塾が伝授
日本初の“授業をしない予備校”で知られる武田塾。武田塾の最大の特徴は、各教科で優れている市販の参考書を徹底分析して選出し、「東大ルート」「早慶ルート」など志望校別に、参考書を解く学習スケジュールを組むことだ。そこで、武田塾イチオシの英語・数学・国語3教科の最強参考書から、スケジュールの組み方や学習法までを紹介する。
#13 9月13日(月)配信
中学受験「合格力」ランキング【関西15塾】馬渕の中学受験トップが電撃退職のワケ!
中学受験において、各塾に張り出された御三家や新御三家の合格者数に目を奪われがちだ。だが、その塾が子どもの今の学力や志望校に合っているかは別問題だ。また、親の昔のイメージで塾を選ぶのも危険である。初めから生徒をふるいにかける入塾テストの有無や、「難関校よりも中堅校に強い」「特定の中学校に強い」など各塾それぞれに強みがある上、とりわけ中学受験塾は栄枯盛衰が激しいからだ。そこで「関西」主要塾の合格実績を大分析。その真の実力を明らかにする。その関西の中学受験関係者の間に8月、激震が走った。テレビにも出演する馬渕教室の中学受験部門快進撃の立役者、吉田努氏が電撃退職した理由とは――。
#14 9月13日(月)配信
スタディサプリ、スマイルゼミ…ICT教材の特徴やターゲット徹底比較!塾にとって敵か味方か
学校でも活用され中高生の勉強に定着している「スタディサプリ」や、幼児から小学生までの家庭学習を支える「スマイルゼミ」――。近年、スマホやタブレットを使ったICT学習教材の台頭が著しい。このほか、多くの大手塾で使われているAI教材「atama+』なども含め、コスパに優れる最新のICT学習教材を徹底比較する。
#15 9月14日(火)配信
税理士試験で税法2科目が「免除」になる狙い目大学院の選び方【おすすめ24大学院リスト付き】
税理士になるためには、通常、税理士試験で合計5科目に合格しなければならず、そのうち税法科目については3科目の合格が必要だ。しかし、その一部が免除される方法が存在する。「科目免除制度」だ。大学院(修士課程、博士課程前期)修了によって、税法3科目のうち2科目を免除申請できるのだ。しかし、当然ながら大学院ならどこでもよいわけではなく、その選び方には細心の注意が必要となる。大学院受験予備校、河合塾KALSに後悔しない選び方を聞いた。
#16 9月14日(火)配信
「サピックスを追い抜く」中学受験塾戦争で早稲田アカデミー社長が宣戦布告
中学受験における難関校への合格実績でSAPIX(サピックス)を猛追し始めた早稲田アカデミー。中学受験塾の覇者、サピックスの天下を終わらせるという山本豊社長に、その意気込みを聞いた。
#17 9月15日(水)配信
「ダメな個別指導塾」の見抜き方、5タイプ別に塾の運営実態を徹底解剖
子ども一人一人に合った指導、いわゆる“個別最適”を塾に求める傾向が年々強まっている。そのため、一対一で丁寧に教えてくれる個別指導は人気が高まっている。しかし、一口に個別指導塾と言っても、一度に授業を受ける生徒数や指導方法、時間など、特徴はバラバラだ。そこで、数多くある個別指導塾を運営形態で五つに分け、その実態を解説する。
#18 9月15日(水)配信
難関18中学の合格者数が多い塾ランキング!御三家・小石川・渋幕…あの名門に強い塾は?
難関中学の塾別合格者数ナンバーワンの座は、SAPIX(サピックス)の独壇場というわけではない。特定の学校にことさら強い塾も存在する。そこで、共学、男子校、女子校別に、16年間の難関中学18校への塾別合格者数を公開。特定の学校に強い塾だけでなく、目下、どこの塾がどの学校の合格実績に注力しているか明らかにする。
#19 9月16日(木)配信
「受験勉強を重視しすぎ!」東進のカリスマ講師が明かす、子どもの成績が伸びない本当の理由
東進ハイスクールの人気英語講師・安河内哲也氏はこの道35年の大ベテラン。長年にわたり第一線で活躍してきた安河内氏ならではの視点で、予備校業界の変遷や、今の子どもとその親に求められる勉強への取り組み方を、赤裸々に語ってもらった。
#20 9月17日(金)配信
「東大生でも社会で通用しない人は出身予備校で分かる」と和田秀樹氏が断言する理由
大学受験はその先のキャリアへ進むための過程でしかないが、大学合格をゴールに据えてしまい失敗するケースは少なくない。自らも東大卒で精神科医の和田秀樹氏は「東大生には2種類いる」と言う。社会で通用する東大生と、通用しない東大生だ。社会で通用しない東大生の共通項は通っていた予備校にも表れるという。
#21 9月18日(土)配信
新・国家資格「公認心理師」誕生で注目!心理系大学院の選び方
「心の専門家」としての資格は、これまで民間資格である「臨床心理士」だけが存在したが、2017年に新たな国家資格として「公認心理師」が誕生した。その受験資格には、原則として大学と大学院で計6年間学ぶことが求められる。国家資格誕生で注目を浴びる心理系大学院の選び方を紹介する。
#22 9月19日(日)配信
正解がない時代における「公文→サピックス→鉄緑会」という“塾歴社会”の危うさ
日本の現代のエリート教育の王道は「公文→サピックス→鉄緑会」という「塾歴」にあるといわれる。この塾頼みの教育状況は、「もろ刃の剣であり、『教育法にも正解があるに違いない』という幻想を抱く親世代の『正解主義』が根底にある」と言う教育ジャーナリスト、おおたとしまさ氏が「塾歴社会」の危うさを説く。
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