経済学者や経営学者、エコノミスト128人が選んだ経済、経営にかかわる良書をランキング形式でお届けする特集『ベスト経済書・ビジネス書大賞2021』(全8回)。第6回は第4~10位に入った経済書を、選者の「推薦の言葉」とともに紹介する。経済学者、経営学者やエコノミストが評価している点を読んで、書を選ぶ際の参考にしてほしい。(構成/ダイヤモンド編集部編集委員 竹田孝洋)
「ベスト経済書・ビジネス書大賞2021」の
第4~10位にランクインした経済書
選んだ人の「推薦の言葉」とともに紹介する、「ベスト経済書・ビジネス書大賞2021」の第4~10位に入った経済書は以下の通りだ。
4位【50点】
宗教の経済学 信仰は経済を発展させるのか
ロバート・J・バロー 他 著
5位【49点】
株式会社の世界史 「病理」と「戦争」の500年
平川克美 著
6位【44点】
バブルの経済理論 低金利、長期停滞、金融劣化
櫻川昌哉 著
7位【41点】
テクノロジーの世界経済史 ビル・ゲイツのパラドックス
カール・B・フレイ 著
7位【41点】
日本経済の長期停滞 実証分析が明らかにするメカニズム
小川一夫 著
9位【36点】
子育て支援の経済学
山口慎太郎 著
10位【35点】
マンスキー データ分析と意思決定理論 不確実な世界で政策の未来を予測する
チャールズ・マンスキー 著
それでは4位から順に紹介していこう。