「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

速く読めて忘れない「最強の記憶力メソッド」とは?Photo: Adobe Stock

処理能力が上がり、頭の回転速度が上がる

 どんなに速く本を読むことができたとしても、その内容が記憶に残っていなければ意味がありません。

 ただ速く読むだけでなく、覚えたことを忘れない。それが、瞬読の最強にして最大の特徴だと私は自負しています。

 そもそも、人間は覚えたことを忘れる生き物です。忘れないようにするためには、短時間のうちに情報を繰り返しインプットする必要があるというのも、よく聞きますよね。

 瞬読の読み方をマスターして読むスピードがアップすれば、当然繰り返しの回数は多くなります。

 たとえば、読むのに1時間かかっていた本を10分で読むことができれば、同じ時間で6回繰り返せるわけですから、当然記憶に残りやすくなります。

 これは、瞬読の大きなメリットの一つですが、記憶に残るのには、もう一つ、大きな理由があります。

 それは、「イメージと結びつける」からです。

「瞬読」という単語を読むとき、ただ文字だけを追うのではなく、「いま、瞬間的に速く読んでいるんだな」と、イメージで置き換えるのです。「速いスピードで本を読んでいる自分の姿を、客観的に脳内で思い浮かべてみる」など、どんなイメージ、どんな映像でも構いません。イメージと結びついたとき、記憶はさらに深く脳に刻まれます。逆に言えば、イメージしていないものは、脳はどんどん記憶から消し去ってしまいます。

「繰り返しインプットすること」「イメージすること」――この2つを行うことで、記憶する力は、格段と引き上げられるのです。

 イメージを司っているのは、右脳です。それに対し、左脳が司るのは知識やデータです。子どもの頃、「アイドルになりたい!」と無邪気に夢見ていたのに、大人になるにつれ「自分には無理」とあきらめてしまうのは、知識が増えて、左脳で現実的に考えるようになるからです。

 大人もかつては持っていたイメージする力を、『1分間瞬読ドリル』を使って、ゲーム感覚で楽しみながら呼び起こしてみてください。

 1分間のトレーニングを重ねて早くイメージできるようになれば、すべてにおいて処理能力が上がり、頭の回転速度が上がります。最初は言葉からイメージしていたのが、イメージから言葉に置き換える、という逆パターンもできるようになります。記憶力はもちろん、思考力発想力など、あらゆる力がグッと引き上げられます。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』から一部抜粋し、追加取材・加筆したものです。