日経新聞を毎日読むことが、お金持ちへの第一歩

コロナ禍の時代が長く続き、世の中では「投資ブーム」が起こっているそうです。確かに日本の経済はいつになっても良くならないし、会社のお給料もなかなか増えないし、「老後2000万円問題」とやらも気になるし、今のうちに何かはじめなきゃ、と思っている人は多いはず。でもじゃあ、一体何からはじめればいいのか? すぐにはわかりませんよね。知識もないのに飛び込んで、だまされるのも嫌だし…。そんなあなたに頼もしい助っ人が現れました。「セカニチ」のハンドルネームで活躍中の実業家・南 祐貴さんです。初の著書である『世界一面白くてお金になる経済講座 知識ゼロからはじめる投資のコツ』(ダイヤモンド社)で、誰にでもできる最も簡単で最も安全確実な投資法を説き、話題を集めています。彼が説く、世界一「安全確実」にお金持ちになる方法とは? 第一歩は、日経新聞を毎日読むことだそうです。その習慣を作るコツを紹介します。(イラスト/ゆん)

日経新聞を読む習慣を作るコツ5選

①  記事タイトルだけでOK!:重要なのは心のハードルを下げること。
・見出しを見る:まずは「読む」という概念を捨てましょう。「見る」で良い。サラッと全記事の見出しにだけ触れましょう。全てをキッチリ読もうとするのはNGです。端から端まで読もうとして途中でスタミナが切れて諦めてしまう人は継続しません。
・リード文だけを読む:本文の前にある記事の要約です。最初は要約だけ目を通すと心のハードルを下げましょう。

② 継続のコツは『捨てる』!
読んでいない新聞を溜め込んでしまったこと、ありませんか? 溜め込んでしまうと毎日届く新聞が嫌になってしまいますよね。そしてみんな解約してしまう。それは一番良くないことです。最重要ポイントは捨てること。読まずに2日たった新聞は、必ず捨てるルールを徹底しましょう。情報=魚です。鮮度が重要。新鮮なうちに大トロ(=今日の主要記事)だけを食べて、古くなったら残りは捨てましょう。

③ 新聞を読む○○分ルール!
電車に乗ったら、この3点のルールで過ごしましょう。「スマホはカバンに入れる」「電車内の○○分間は紙の新聞だけを持つ」「読み切れなくても捨てる」このように時間制限があると集中力が上がります。全記事を読み切れなかったとしても、勤務先の駅に着いたら必ず新聞は捨てましょう。私は10年以上も読み続けているので[山手線の駅のゴミ箱の位置](古紙回収でリサイクルされます)を全て覚えています。

④ 身近なニュースから関心を広げる!
自分に関係する話題だけ読もう。勤務先/取引先/気になる業界…など。キーワード登録が便利です。「赤枠の記事だけ読む! 自分に関係しない話題は読まない!」と最初は切り捨てるくらいの気持ちで大丈夫です。

⑤ 友達に「新聞を毎日読む宣言」を!
友達に「毎日読む!」と宣言し、毎日学んだことをSNSで発信しよう。1人だとついサボってしまいますが、周りを巻き込むことで継続できます。学んだことを1日1投稿するルールを作りましょう。投稿はどれだけ雑でも良いです。1行でもいいので、ハードルを下げて継続することを優先しましょう。