日経新聞を10年読み続けてわかった3つのメリット

① どんな業界の人とも話が合う
日経新聞を通じてどんな業界にも詳しくなります。不動産でもITでもメーカーでも金融でも、どんな業界の人とも話が合うので、「また会いたい」と思ってもらえます。人生で成功したいなら、また話したいと思われる人、応援される人になりましょう。

② 最高の自己投資
私が発信していると「日経新聞の毎月4900円はちょっと高いと感じます…」とメッセージをいただくことがあります。しかし、高くありません。月額4900円=1回の飲み会代です。ムダな飲み会は断る習慣を付ければ、時間もお金も浮きます。新聞を読み続けることこそ、最高の時間の投資だと感じています。

③ 株投資の銘柄選びに役に立つ
「風が吹けば、桶屋が儲かる」理論。1日ではなく数ヵ月間・数年間と読み続けることで、連続ドラマのように何話も見続けて初めてストーリーがつながるのです。その結果、私はソニーという企業に出会うことができました。「風が吹いたらどこが儲かるのか?」とアンテナを常に張りましょう。オンライン化・巣ごもり消費など、新型コロナウイルスにより、社会は大きく変化しました。ピンチはチャンス。銘柄選びのコツは、社会の変化を活かしてサービス拡大・業績が伸びる企業を選ぶことです。

私は日本株ではソニーが一番好きです。5年前から歴史・事業・未来について熱狂的なほど発信をしています。なぜ注目するようになったか、それは日経新聞の紙面でソニーの名前を頻繁に目にしたからです。好決算や経営者の熱い思いはもちろんのこと、ミラーレスカメラやイヤホンが売れている、iPhoneのカメラの中身はソニー、PS5が世界中でファンを増やしている、『鬼滅の刃』と『スパイダーマン』が大ヒット・主題歌ではソニーミュージック…など、挙げたら止まりません。自分の一生のパートナーに出会うことができたのは日経新聞を読み続けたおかげです。

南 祐貴(みなみゆうき・セカニチ)
日経新聞を毎日読むことが、お金持ちへの第一歩

Koru-workers株式会社 代表取締役。
1989年東京都調布市生まれ。2012年に大手広告代理店に入社、約6年勤めて、自由になるため退職・起業。クラウドファンディングなどで資金を集めて高輪ゲートウェイ駅近くに宿泊施設「Koru Takanawa Gateway」をオープン。同時に、経済や投資をわかりやすく解説する「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」を開始。生放送コミュニティ・オンライン学習サービスの「Schoo」では、国内最大級6200本の授業から「ベスト授業&ベスト先生」の2冠に輝く。本書が初の著書。各SNSで毎日情報発信。インスタグラムのフォロワーは2万人以上。『世界一面白くてお金になる経済講座』が初の著書。