「絶対ケンカしない論点整理話法」まとめ
以上、「絶対ケンカしない論点整理話法」をまとめてみましょう。
1.他の意見に言及する
2.他の意見の根拠や強みを認める
3.他の意見の弱みや問題点を指摘する
4.自分の意見とその根拠を示す
これら全ステップを発言に盛り込むと、次のようになります。
「なるほど●●とお考えなんですね。●●が強みですもんね。
でも、ちょっと引っかかるのが、●●が問題になりうることです。
そのあたりを考えて、私はとりあえず●●という立場を取ります。
でも、この立場はこの立場で、●●という問題もあるんですよね。
どう思いますか?」
この発言のどの部分がどのステップに当たるか、再度確認してみてください。
毎回、5ステップを発言に盛り込んでいくのは困難なので、各ステップを意識しながら、削ぎ落とすところは削ぎ落とし、適切に使ってみましょう。
本日は、「論理の平和利用」を生かした、「ケンカしない論点整理話法」についてお話ししました。
『スタンフォード式生き抜く力』ではより詳しく説明しています。
ぜひご覧いただけたらと思います。