婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 人気マナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。そして、続編である『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』。これら2冊の書籍は、マナー講師として活動される中で「これはマナーではないのですが……どうすればいいでしょうか?」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを集めて紹介したものです。今回は、早くしてほしいときの例を、一部抜粋・再構成して紹介します。

カドのたたない急かし方

育ちがいい人が「早くしてほしい」ときすることPhoto: Adobe Stock

約束の時間になっても、お願いしていた書類が来ない──など、催促したいとき、言いにくいからと

「その後、いかがですか?」

など、遠回しに進捗を尋ねていませんか?

このように聞いてしまうと、

「実は……」

とできない理由に話が及んでしまいますし、その理由が「体調が悪い」などであれば、ますます急かしづらくなってしまいます。

この場合、進捗や理由を尋ねるかたちではなく、

「本日18時までの●●の件、お待ち申し上げております。お忙しいところ恐れ入りますが、宜しくお願いいたします」

とだけお伝えしましょう。

ビジネス上の約束であれば、気を使い過ぎず、ある程度クールさを保つのも仕事がデキる大人です。

『「育ちがいい人」だけが知っていること』そして続編である『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を合わせて500個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!