「認知症、ボケ予防に役立つ」「記憶力や思考力がアップし、勉強に活かせる」「頭の回転が速くなった」「本が速く読めて、判断スピードがあがった」「モチベーションの向上、習慣化につながる」「持続力が増して途中で投げ出さなくなった」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』に、超入門編が登場。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にアップ! シニアには認知症を防いで記憶力アップを、子どもには育脳・勉強脳に役立ち、大人には、仕事・家事などのパフォーマンスが向上! 今回は、6歳から100歳まで、問題はやさしくなり、効果が倍増した『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』で、脳をぐ~~~~んとよくしていきましょう!
脳は、楽しいと感じたことをどんどんやる
本書は、何度でも繰り返し使うことができるのが大きなメリットです。たいていのドリルは一度やったら答えを覚えてしまうので、何度も使うことはなかなかできません。
なぜ、このドリルは繰り返し使えるのでしょうか。それは、「答えが1つとは限らない」からです。
もちろん、正解の決まっている問題もありますが、その人それぞれの発想によって答えが無数に生まれる問題もたくさん掲載しています。
答えを自分でイメージし、違う答えを出せば出すほど脳の力はどんどんパワーアップしていきます。
また、回数を重ねるごとに答えを出すスピードが速くなり、記憶にも定着します。答えの数も増えていき、確実に効果が上がります。
1つのドリルにつき、最低3回は繰り返してやってみましょう。各ドリルの最初に1回目、2回目、3回目でやることを説明していますので、参考にしてみてください。
そして、このドリルは、タイトルにもある通り、ほとんどの問題の制限時間は1分間です。
そんな短い時間で解くのは不可能と思われるかもしれません。ですが、この短い制限時間こそ、脳がもっともよく働くために必要な条件なのです。
人間の脳は「1時間でやる」「5分間でやる」と決めたら、その決めた時間内にやろうとします。時間が長ければ、ゆっくりとしか働きませんが、短ければ短いほど、その時間内で処理しようと高速回転で働きます。それこそがまさに「脳トレ」なのです。
最後まで解けなくても、間違ってもいいので、1分間でできるだけ答えを出してみてください。
以上のポイントさえ押さえていただければ、このドリルはどう使っていただいてもかまいません。最初から順番にやらなくてもいいですし、わからないときはとばしても大丈夫です。
間違えたときに口にする魔法のワードをお教えしましょう。
それは「楽しい!」です。「無理」「難しい」と言わずに、「楽しい!」と言ってみましょう。
たとえ全問わからなかったとしても、最後まで「楽しい!」を連発しながら進めます。そうすると、不思議と本当に楽しくなってきます。脳は、楽しいと感じたことはどんどんやろうとするので、ドリルが長続きし、脳トレの効果も上がっていく好循環が生まれるのです。
*本連載は、『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』から一部抜粋・再編集したものです。