「認知症、ボケ予防に役立つ」「記憶力や思考力がアップし、勉強に活かせる」「頭の回転が速くなった」「本が速く読めて、判断スピードがあがった」「モチベーションの向上、習慣化につながる」「持続力が増して途中で投げ出さなくなった」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』に、超入門編が登場。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にアップ! シニアには認知症を防いで記憶力アップを、子どもには育脳・勉強脳に役立ち、大人には、仕事・家事などのパフォーマンスが向上! 今回は、6歳から100歳まで、問題はやさしくなり、効果が倍増した『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』で、脳をぐ~~~~んとよくしていきましょう!(取材・文/狩野南)
右脳でイメージしながら読む
「本を速く読みたい」――そう思う人は多いのではないでしょうか。子どもから大人まで幅広いニーズがあり、世の中にたくさんの「速読術」があふれています。
しかし、本はただ速く読めればいいわけではありません。速く読むだけでは、記憶に残らないのは当たり前。本の内容を自分の知識として吸収できなければ、本当の意味で「本を読んだ」ということにはなりません。
逆に、時間をかけてじっくり本を読む人もいるでしょう。しかし、どれだけじっくり読んでも、1回しか読まなければ記憶にはなかなか定着しません。
私は学習塾で子どもたちに勉強を教えていますが、授業が終わった瞬間は、誰もが「わかった!」と声をあげます。
ところが、1週間後に小テストをしてみると、ほとんどの子が問題に答えられません。
正解を導き出せた子はごく一部です。その子たちが1週間の間に何をしていたのかというと、習ったことを何度も繰り返し復習していたのです。もともとの成績に関係なく、問題が解けたか解けないかの差は、たったそれだけです。
よく知られていることですが、人間の脳は、繰り返しインプットされる情報を重要なものだと認識し、記憶にとどめようとする特性があります。
本の読み方も同じです。1時間の間にじっくり1回読むよりも、同じ時間で繰り返し読むほうが、断然記憶に残ります。本の内容も、知識としてしっかり定着します。だからこそ、速く読めたほうがいいのです。
瞬読は、本を速く読むだけのスキルではありません。ポイントは、「右脳でイメージしながら読むこと」。イメージするからこそ、記憶に残るのです。
瞬読のメソッドを取り入れれば、「速く読めて記憶に定着する」が身につきます。そこで生まれたのが、誰もがかんたんに楽しみながらトレーニングできる脳トレドリルが『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』なのです。
*本連載は、『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』から一部抜粋、追加取材・加筆したものです。