フランス・パリの「閑散期」を堪能!おすすめ時期とグルメ・街歩きのコツ(c)iStock ガレット・デ・ロワのパイ生地に隠れるフェーヴ

 この時期のグルメは、1月前半はパティスリーやパン屋さんに並ぶパイ生地のお菓子「ガレット・デ・ロワ」を試してみてください。一人前として焼いた小さなものや、大きなものを一人前に切り分けたものを売るところもありますので、ひとりでも、同行者とシェアしてもよし! このガレット・デ・ロワを食べる際、なかに入っているフェーヴとよばれる陶器のおもちゃが誰に当たるかというイベントもこのケーキを食べる際の楽しみのひとつです。切り分けられたケーキにフェーヴが入っていると幸福になるといわれており、フェーヴが当たった人は王冠をかぶり、その日一日は王様になりみんなから祝福されます。

 筆者おすすめのガレット・デ・ロワのお店はセバスチャン・ゴダールです。

パティスリー
店名 Sebastien Gaudard(セバスチャン・ゴダール)
住所 1 rue des Pyramides 75001
URL https://www.sebastiengaudard.com/
フランス・パリの「閑散期」を堪能!おすすめ時期とグルメ・街歩きのコツバスティーユ地区にあるレストラン「ボファンジェ」の生牡蠣の盛り合わせ

 また、冬は生牡蠣なども美味しい季節です。町中の魚介を扱うレストランやオイスター・バーなどでシャンパンと共に楽しみたいです。

牡蠣レストラン
店名 Bofinger(ボファンジェ)
住所 5-7 Rue de la Bastille 75004
URL https://www.bofingerparis.com

 2月前半は、パリ市内13区や20区などの中華街で春節祭(旧正月)が行われます。2月後半にはパリ南部ポルト・ド・ヴェルサイユにある展示会会場で国際農業見本市が開かれます。フランス各地から農家が集まる農業の祭典で、会場内では牛や羊、山羊などの生体展示や、各地の特産品や、料理を楽しみながらフランスの食文化にふれることができます。パリに居ながらにして、各地のグルメを堪能できます。

フランス・パリの「閑散期」を堪能!おすすめ時期とグルメ・街歩きのコツ国際農業見本市で集まった動物たち