クリスマス前11月の晩秋のパリ
11月は日本からの航空券価格が落ち着きをみせ、またパリ市内もクリスマスの慌ただしさが始まる前の時期です。この時期になってくると雨の日は多くなりますが、秋の味覚がまだ堪能できる時期でもあります。
11月1日は諸聖人の日。フランス人にとってのお墓参りの日です。ペール・ラシェーズ墓地などの有名人のお墓を訪れると、多くの献花で飾られています。
第3木曜日は日本でも有名なボージョレ・ヌーヴォーの解禁日です。この日に合わせてボージョレ・ヌーヴォーの試飲スタンドを出す酒店もありますし、カフェではボージョレ・ヌーヴォーのポスターを貼っているところもあります。
11月も後半に差しかかると、ギャラリー・ラファイエットやプランタンなど市内の百貨店でクリスマス向けの装飾がスタートしますし、シャンゼリゼ大通りなどではイルミネーションがスタート。クリスマスの雰囲気を少し先取りできます。
※本記事は『地球の歩き方』からの転載記事です。