誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』から生まれた『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれるvoicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」の“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【精神科医が教える】本当はイヤなのにイジられる…よくからかわれる人の特徴

イジられキャラの特徴

人にからかわれることはありませんか? ちょっとした悪口をいわれたり、嫌がらせをされたりして、もてあそばれる。近ごろは「イジられる」なんて表現をすることもありますね。それは冗談半分なのですが、人によっては悩んでしまうこともあります。

では、よくからかわれる「イジられキャラ」の人は、なぜイジられるのか? それは、イジったときにリアクションがよかったり、意に反して笑っていたりして、相手にとって反応がよいからです。からかっても反応を得られず、楽しくなければ、おのずとからかわなくなります。

イジられたくなければ……

人をからかうのは、相手が大なり小なり傷つく姿をみて、快感を得る側面もあります。リアクションのよさもそうですが、相手が凹(ヘコ)む姿をみて、笑うところがあるのです。そもそも、そうという人とは、仲よくする価値があるでしょうか。

もし、その人にイジられることがイヤなのであれば、相手にしない、リアクションしない。イジっても求めるリアクションが得られなければ、自然とイジられなくなるでしょう。それでも気になるようなことがあれば、極力接触しないようにする。

イヤな人と接点をもたないように

物理的な接点をもたないようにするということもありますが、その人のことを考えないようにする。そのためには、その人以外の人と接点をもったり、その人の言動を見聞きしないポジションどりをすることが有効です。

ポジティブな気持ちになることを考えたり接したりすることを心がければ、イヤな人のことを考える時間はおのずと減ります。イジられてモヤモヤしている人は、ぜひ実践してみてください。

本稿は『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。