3位はRKB毎日ホールディングスで、平均年収は1240.0万円、従業員数は22人、平均年齢50.1歳。福岡の放送局、RKB毎日放送の親会社です。
4位はシンバイオ製薬で、平均年収1194.1万円、従業員数は141人、平均年齢は50.1歳。がん、血液疾患、希少疾患に特化した創薬サービスを提供する企業で、1位のソレイジア・ファーマと同じく、欧米の新薬候補品の開発・販売権を得て、日本を含むアジアで開発・販売しています。
5位は、岡三証券を中核とする岡三証券グループ。平均年収1177.5万円、従業員数は40人、平均年齢は53.1歳でした。
今回のランキングは、従業員の平均年齢を「50代」としただけに、上位8社が平均年収1000万円超えとかなり特徴的なものとなりました。全ての企業に年功序列制度があるわけではありませんが、日本ではやはり年齢が上がるほど収入が高いことが多いもの。そのため、平均年齢が高い企業は年収も高くなる傾向があります。
もう一つ気が付くのは、ホールディングカンパニー(HD、持ち株会社)の多さ。ホールディングカンパニーは、系列の「親会社」としてグループ傘下の企業群を束ねる立場のため、従業員の数は少なく、年収は高い人が属することが多いのです。今回のランキングでも上位はほとんどが従業員数が100人以下。30人未満の企業も珍しくありません。
ランキング完全版では、6位以下の全50社を掲載していますので、ぜひチェックしてください。
(ダイヤモンド編集部 吉岡綾乃)