日本人が「こんな楽しみ方もあるのか」と勉強になる投稿も

 さらに、旅の情報収集に熱心でプランニングもうまい。「キミたち、いったいどこでそんな情報を手に入れたの?」と言いたくなるような旅の写真を投稿する人も多く、逆にこちらが「こんなところでこんな旅も楽しめるのか」となかなか勉強になる。

 たとえば、景観地の丘陵に立つグランピングサイトでガラス張りの一軒家をまるまる借り切ったと写真を投稿した人。その絶景ぶりは多くの人たちの注目を集め、さらになんのちゅうちょもなく、「で、お値段は?」と尋ねるツワモノも出現。書き込み主もなんのてらいもなく、「大人4人と子ども2人で1泊2食付き21万円。コスパ最高! おすすめよ」と答えていた。

 香港人旅行客はまた、カップルや家族だけではなく、多人数のグループ旅行も多い。グランピングサイトに泊まったという書き込み主のように、小さな子どもを持つ若夫婦が、友人夫婦と一緒に家族ぐるみで旅をするようなケースもよく見られる。だからこそ、思い切ってホテルや旅館で大きめの部屋に宿泊してシェアしあったり、子どもをどこかで遊ばせながら親たちは交代で買い物したり、夫婦水入らずのデートを楽しむなんてこともやってのけるのが香港人だ。

 買う、食べる、楽しむ。

 彼らの思い出がたくさん詰まった書き込みや写真が並ぶSNSを眺めているだけで、改めて香港人旅行者たちの日本への熱意というか、激情にひたすら感心させられるイースターだった。